検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:344,386 hit

20話 ページ21

は!?もう煉獄くん意味不明なんですけど!

割とマジで訳わからん。





煉獄くんに無茶苦茶に巻かれたタオルケットを引っ剥がす。





あ、Tシャツ返してない。

え、待ってあの人さっき上裸で帰った?大丈夫?上半身ならセーフか?





煉獄くんのTシャツは、タオルケットを上から巻かれたせいで、クシャクシャになっていた。


やっぱり大きいな、煉獄くん。

ぶかぶかだ。
そりゃああんだけ筋肉ついてたらね…。





煉獄くんのTシャツを洗濯機に突っ込んだ。
明日返そう。


煉獄くんはなんであんなに怒ってたんだろう。
ほんとよく分かんないな。



人の気持ちには割と敏感なはずなんだけど煉獄くんってむずかしい







宇髄さんに苦情のLINEを送る。

【写真の衣装と全然違いました。許さないです。呪います。】

 
っと。
 
言い過ぎ?いやあの人にはこんくらい言わなきゃ。呪われ上等だよ。


送信してからすぐに宇髄さんから連絡が返ってきた。


【あー悪い!明日頑張ろうな!おやすみ!】









は?(殺意)


もう知らん。煉獄くんも宇髄さんも。



明日はスカートの下にジャージのズボン履こう。

そして上着羽織っとこう。




来たるべき明日に備えて今日は早く寝る!

おやすみ!!!








次の日!!!!


『うはあ…絶好の体育祭日和ですねえ』
ベッドで伸びをしながら一人で呟いた。



目覚めると、どんよりとした曇りでした。
まあ熱中症の心配はなさそう。





いつもより早く家を出て学校へ向かう。



職員室に入ると、学級担任を持っている先生が慌ただしく走り回っていた。




大変そうだなぁ。

前日に準備は済ませたものの、生徒たちの指揮をしなければいけない先生達はやっぱり大変そうだった。





そんな慌ただしい中、あの宇髄先生は自分の椅子に座りながらゆっくりとコーヒーを飲んでいた。



勇気がすごい。





『おはようございます。宇髄さん。』

挨拶すると、宇髄先生は私を見上げて



「ああ、はよ」

と言った。









いや、謝れよな。騙してすみませんくらい言って?


宇髄さんは暫く私のことをじーっと見つめた。






お、何だ謝る気か?



謝るよね流石に。

人のこと騙すなんて人間のクズがすることだもんね。

流石の宇髄さんでも謝るよね。
許してあげよう。




宇髄さんがゆっくりと口を開いた。









「お前…ポニーテールは耳より上って言っただろうが…」

『生きている事を後悔させてやろうか』

21話→←19話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (257 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
539人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

菰#夜桜#炎柱#鬼滅オタク - 絶対続き読みます! (2020年10月7日 16時) (レス) id: b2420ac3d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさかなだいすき(プロフ) - nasiremonさん» びゃあ!!!褒められた!嬉しい!!更新頑張ります!!これからもよろしくお願い致します。 (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2ba5de8c1b (このIDを非表示/違反報告)
nasiremon - 面白いですね!!ちょいちょい入ってくるギャグが毎回どツボにはまりますww更新頑張ってください!! (2020年6月12日 21時) (レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
おさかなだいすき(プロフ) - ねねさん» わー!!ありがとうございます!!嬉しすぎて喉乾いてきました!!頑張ります! (2020年6月7日 21時) (レス) id: 2ba5de8c1b (このIDを非表示/違反報告)
おさかなだいすき(プロフ) - 炎さん» ありがとうございます…牛丼美味しいですよね!食べたいです。 (2020年6月7日 21時) (レス) id: 2ba5de8c1b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おさかなだいすき | 作成日時:2020年5月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。