15話 ページ16
「はあ？せっかく俺が譲ってやってんのに」
『いや無理なんですってば。
みんなの目腐ってもいいんですか？』
必死で言う。
いくらなんでもそれは！
「いやお前ならいける。てか他の教師達からの提案だしな」
『…はあ？』
「ド変態だな！！」
煉獄くんが大声で言う。いやここ職員室な。
『…誰ですか…？それ賛成って言った人。』
恐る恐る聞く。
「反対したのは村田だけだったぞ。胡蝶とか超楽しみにしてるし」
…反対したのが村田さんだけ…！？
ここの人たちやばいですよ村田さん！
そしてカナエさん！普通に楽しみにされても困ります！
「俺も反対だ！」
煉獄くんが言う。
「…全く煉獄はむっつりだな。見たかったら見たいって正直に」
「誰がむっつりだ宇髄。君の趣味を大声で叫んでやってもいいんだぞ。君の自宅のベッド下、タイトルまで覚えている。確か美熟女…」
「すんませんでした。」
あの宇髄さんを一瞬で…。煉獄くんつよい。
『…隠し場所ベッド下とかすぐバレちゃうじゃないですか。
へえ。え？何？美熟女…？へーえ。』
「掘ってくんじゃねえよA…なんで煉獄は知ってるわけ？」
「ははは！」
「ははは！じゃねえよ怖えなおい」
思いがけず宇髄さんの趣味を知った。全く嬉しくない。
『…私踊れないですし』
そういうと宇髄さんが答えた。
「ああその点に関しては大丈夫だ。ただチアの衣装着て応援しとけばいいから。」
へーそうなんだー…ってならねえよ。
そのチアの衣装が問題だよ。
『ちなみにですけど。どんな衣装なんですか…？』
私の質問に、宇髄さんはスマホから写真を見せてくれた。
「これこれ」
私と煉獄くんがスマホを覗き込む。
膝丈のプリーツスカートにノースリーブを着た小柄な女の子が映っていた。
「…衣装は変わったのか？去年もっと短かったろう。」
「変わったんだよ」
煉獄くんが聞き、宇髄さんが返事をした。
『なんだぁ、これくらいならいいですよ』
もっと凄い格好するんだと思ってた。
学校じゃいつもパンツばっかりだからちょっと抵抗はあるけども、走るよりは幾分もマシ。
「お、やる？」
『しますします。』
「…いや待てA！」
「オッケーじゃあ主任に話通してくるわ！」
煉獄くんの言葉を遮って、宇髄さんは主任の方へ歩いていってしまった。
煉獄くんは不満そうな顔で私を見つめ、パソコンと再び向き合った。
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菰＃夜桜＃炎柱＃鬼滅オタク - 絶対続き読みます！ (2020年10月7日 16時) (
レス) id: b2420ac3d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさかなだいすき(プロフ) - nasiremonさん» びゃあ！！！褒められた！嬉しい！！更新頑張ります！！これからもよろしくお願い致します。 (2020年6月12日 22時) (レス) id: 2ba5de8c1b (このIDを非表示/違反報告)
nasiremon - 面白いですね！！ちょいちょい入ってくるギャグが毎回どツボにはまりますww更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 21時) (レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
おさかなだいすき(プロフ) - ねねさん» わー！！ありがとうございます！！嬉しすぎて喉乾いてきました！！頑張ります！ (2020年6月7日 21時) (レス) id: 2ba5de8c1b (このIDを非表示/違反報告)
おさかなだいすき(プロフ) - 炎さん» ありがとうございます…牛丼美味しいですよね！食べたいです。 (2020年6月7日 21時) (レス) id: 2ba5de8c1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさかなだいすき | 作成日時：2020年5月17日 20時
