36.『無関心』だけがない ページ40
数日前の事......
「まさか団長が緋の目の情報を、また俺に頼んでくるなんて思わなかったよ。
まぁ、纏めるだけだったけどさ。
マフィアの子とは、もう終わったと思ってたよ」
金髪の青年、シャルナークはパソコンの前に座り、綺麗に纏めた資料を、茶色の封筒に入れた。
くるりと椅子に座ったまま後ろのクロロへ振り返る。
「はい、団長」
「ありがとうシャル。
悪いな。俺がもう持ってても仕方ないものだ。
ヒソカに頼んで、鎖野郎を経由して彼女に渡してもらおうと思ってな」
封筒から中身を出して確認すると、またクロロは封筒に戻す。
シャルナークは足を組み、腕を組む。
「ヒソカなんかに頼んで大丈夫なの？
変な条件出して来ないといいけどさ」
クロロは、ははと笑う。
「あいつの条件はどうせ逃げ回る俺への『タイマンの約束』だ。
かなり待たせてるからな。元よりいつかは受けるつもりだったものだ。
構わない。
シャル、これをそのままヒソカにメールで飛ばしてくれ」
「オッケー！情報だけでいいって事だね？
団長が直接鎖野郎に渡せばいいんじゃないの？」
シャルナークはパソコンにまた向き直る。
「俺は彼女には近づけれない。鎖野郎の連絡先を知らない。
ヒソカなら知ってるだろう。
それにあいつは俺と『タイマン』したいから俺の頼みは断らない」
「タイマンか...」
シャルナークはポツリと言葉を言った。
「心配か？」
「当たり前だよ。
ヒソカが団長と連絡取れてるのに、よく逃げ回れてるよね」
シャルナークが「メール、送ったよ」と言うと、
クロロはため息をつき、笑った。
「これで、いよいよ逃げられないな」
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アヤミ(プロフ) - かぐやさん» 嬉しいとか、逆に嬉しい！！！これからも面白い物語を楽しみに待ってます！！ (2016年8月11日 8時) (
レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - アヤミさん» いやはーや、詰んでたから本当に嬉しいです!!!!!!!!やっぱりクラピカはイケメンであってほしい!!!! (2016年8月11日 5時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 今回の更新最高でしたぁああ！！！！！かぐや様は、やっぱり神ですね！！！…またTwitterの方でもよろしくお願いしますね！(`・ω・´)(@ayami_hosiremo←こいつです…笑) (2016年8月10日 23時) (レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
赤鎖(プロフ) - かぐやさん» ありがとうございます！！断られたらどうしようかと…！ これから、よろしくお願いします！！ (2016年7月19日 20時) (レス) id: 6942f71cd3 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - 赤鎖さん» 友達申請意味がわかりました!!!!申請送らせていただきました！ (2016年7月19日 16時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田家具店 | 作成日時：2016年6月24日 4時
