29.『無関心』だけがない ページ32
クラピカ視点...
こうして、幻影旅団が街を去ってからは、一層緋の目の収集は困難になった。
今まで、どれほど幻影旅団の情報に力があったという事が、否が応にも感じせざるを得なかった。
私は組員が持ってきた情報を資料に持って部屋に入る。
Aはソファに座り、テーブルに集められた情報を処理していた。
というより、それらをみて腕を組んでいた。
詰んだ。というやつだ。
「A。どうだ？
こちらも軽く纏めたが......どうも怪しいものがおおい」
Aは机を見たまま。
私が机に資料を置くことで、やっと顔をあげる。
「ありがと♪クラピカ。
おそらく...組員達が情報の譲渡でお金儲けしてるんじゃないかな...？」
なるほど...そういう考えにすぐ至る所が、やはり彼女は聡明だ。
勿体ない......
「しかし、それじゃ情報整理だけでも時間がかかりすぎる...」
私が見てもどれが確実な情報かなんてすぐには判断がつかないものばかり。
「......うーん...クロロはどう振るいに落としてたのかなぁ〜？必要な情報だけが欲しいのに......」
クロロ...か、彼女からそれはそれは久しぶりに聞いた言葉だった。
「だめだよね、私...
しっかりしなきゃー...」
Aは助走をつけ、ソファから立ち上がる。
私の横を通り過ぎる。
「A」
「なぁに？」
名前を呼ぶ。
Aは振り返り、にっこり笑った。
少しつかれた笑顔。
「今夜、食事に行かないか？頭を冷やしたい」
「うん！そうだね!!
...クラピカと食事かぁ...なんかデートみたいね♪」
デート...か...。
のんきだなぁ...
おかしくなって笑ってしまった。
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アヤミ(プロフ) - かぐやさん» 嬉しいとか、逆に嬉しい！！！これからも面白い物語を楽しみに待ってます！！ (2016年8月11日 8時) (
レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - アヤミさん» いやはーや、詰んでたから本当に嬉しいです!!!!!!!!やっぱりクラピカはイケメンであってほしい!!!! (2016年8月11日 5時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 今回の更新最高でしたぁああ！！！！！かぐや様は、やっぱり神ですね！！！…またTwitterの方でもよろしくお願いしますね！(`・ω・´)(@ayami_hosiremo←こいつです…笑) (2016年8月10日 23時) (レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
赤鎖(プロフ) - かぐやさん» ありがとうございます！！断られたらどうしようかと…！ これから、よろしくお願いします！！ (2016年7月19日 20時) (レス) id: 6942f71cd3 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - 赤鎖さん» 友達申請意味がわかりました!!!!申請送らせていただきました！ (2016年7月19日 16時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田家具店 | 作成日時：2016年6月24日 4時
