24.『無関心』だけがない ページ27
「良かった。
この世界に来る時に皆捨ててくるの。それが覚悟だって。何も無い人もいるけどね」
クラピカの印を触れる手を、そっとAは掴んだ。優しく包むように。
「A？」
手を包む、そのAの綺麗な手は暖かい。ぬくもりが伝わってくるのを感じた。
「クラピカは絶対に、捨てないでね」
「巻き込みたくないんだ...仲間を」
ゆっくり視線を落とした。
その色のないクラピカの瞳に、Aは「はぁ」とため息をついた。
リストをクラピカから取ると、テーブルにおく。
Aは自分のソファの隣を、手のひらでポンポンと叩いた。
「座って？」
Aの隣に腰掛けたクラピカ。
それをみて、Aは立て膝だった足をそのままに、ペタリと腰を落とし座る。
視線を落としたままのクラピカの名前を呼ぶ。
「クラピカ」
自然と視線があがり、Aをみた。
「巻き込みたくないんじゃなくて、
本当は守れる自信がないんでしょ」
「もう...」と苦笑いしたA。
クラピカは、おかしくなって笑い出した。
「はははは......参ったな、Aに嘘は付けないか」
そう乾いた笑いをする。
「当たり前でしょ？何人部下に持つと思うの？」
そう笑いかける。
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アヤミ(プロフ) - かぐやさん» 嬉しいとか、逆に嬉しい！！！これからも面白い物語を楽しみに待ってます！！ (2016年8月11日 8時) (
レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - アヤミさん» いやはーや、詰んでたから本当に嬉しいです!!!!!!!!やっぱりクラピカはイケメンであってほしい!!!! (2016年8月11日 5時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 今回の更新最高でしたぁああ！！！！！かぐや様は、やっぱり神ですね！！！…またTwitterの方でもよろしくお願いしますね！(`・ω・´)(@ayami_hosiremo←こいつです…笑) (2016年8月10日 23時) (レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
赤鎖(プロフ) - かぐやさん» ありがとうございます！！断られたらどうしようかと…！ これから、よろしくお願いします！！ (2016年7月19日 20時) (レス) id: 6942f71cd3 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - 赤鎖さん» 友達申請意味がわかりました!!!!申請送らせていただきました！ (2016年7月19日 16時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田家具店 | 作成日時：2016年6月24日 4時
