��専用お医者さん ページ3
Aの傷の消毒がおわって、俺がシャワーを浴びてバスルームから出てくると、
Aはずうずうしくも、俺のベッドに潜り込んでいた。
布団は均等に呼吸し、上下に動く。
ってか、コイツ……
家、あるのか……？
ふらふらと現れるコイツ。
一体どういうタイミングで、ここに現れるのか。
ふと、気になった。
蜘蛛の解散をどこかで知って、ここへ来るんだろうが……
だとしても、なんでよりによって毎回傷だらけなんだ……
いつもはトランクスだけで部屋にいるが、
しっかり服をきてから、そっとベッドを覗き込む。
全く顔は見えない。
こんだけ世話してやってんだから、
寝顔くらい見せろよ。
頭まですっぽりかぶった布団の上から、このへんが頭だろう部分に手を置く。
｢はぁ……｣
ソファに仰向けに寝転ぶ。
少し汚れた天井を見上げた。
また朝になったら、いねぇんだろうな……アイツ……。
刺すような携帯の着信音で目が覚める。
朝っぱらから電話を掛けてくるのは大体シャル。
ソファのどこかで鳴る携帯を探す。
身体をよじるとソファで寝たせいで身体がバキバキになっている事に気づいた。
尻にひいていた携帯を手に取って耳に当てる。
声ですぐ分かった。
｢シャルか｣
電話の向こうのシャルの声を聞きながら、
俺のベッドに目を向ける。
もぬけの殻。
やっぱりな……
『おぃ、フィンクス聞いてる？』
どうしてか全く頭に入ってこず、シャルは上の空の俺にそう言った。
いつもの事なんだけどな。
Aがいないの
｢あぁ、わりぃ。
もっかいいいか？｣
俺がどんな気持ちでいるかなんて、お前にはわかんねぇんだろうな。
それでも、俺は拒まないから自業自得だと、おかしくなって腹の中で笑った。
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ネフェルティティ(プロフ) - はぁぁぁ…… 神だわ…… フィンクスめちゃくちゃ好きだわ！ 最高でした！ (2018年1月12日 22時) (
レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 初めまして！数少ないフィンクス作品…！すっごい私好みでした！ (2017年6月22日 1時) (レス) id: e25e9ac92a (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - 三津さん» どうも、ありがとうごじゃぁーます！そしてはやい!!!!!!!!笑 (2016年9月1日 23時) (レス) id: 94caa5fef1 (このIDを非表示/違反報告)
三津(プロフ) - ありがとう、本当にありがとう；；；；幸せで溢れてる〜〜；；；；大好きや；；；； (2016年9月1日 23時) (レス) id: 005ed06dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぐや | 作成日時：2016年9月1日 23時
