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舜太「こ、これは……!?」

仁人「じ、人骨……にございますな……」

太智「ひいい!!なんでこんなとこに人骨が?!」

しかもそれは一つや二つ等ではございません。
数多の人骨が地面一面に転がっていたのです。

仁人「うっ……ひどい……」

人一倍鼻が利く仁人にとって、ここの臭いはたまったものではありません。
鼻と口を手拭で抑えながら、彼はその人骨をくまなく見ておりました。

仁人「骨になって随分古いものから、比較的新しいものもございますね……。骨の形は皆綺麗ですから……怪我をして動けなくなった故、このように腐敗してしまったとは考えにくいですが……。
それにしても、これだけの数の人骨が、なぜこんなところに……」

「その人たちは、ここに眠る宝を探してそうなったのです」

その時でした。
三人の背後から、別の誰かがそろりと現れたのです。

仁人「ひぎゃああああああ?!」

太智「ごめんなさあああい!!」

舜太「びっくりしたああああ?!」

「あ、申し訳ない……。そんな驚かすつもりは……」


 

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作者名:milkssss | 作成日時:2020年7月13日 21時

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