学園アリス翼の妹は無愛想 1 (ページ44)

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閉じ込められたページ44

瓦礫を力を込め退け、靴を脱いだら血が出てた

貴方
｢いっ……｣

治療のアリス持ってないんだよなー…

血が出て気持ち悪いけど我慢するしか…

棗
｢ん。｣

え、あ、え？！？

棗がハンカチ…くれ…た？

貴方
｢あっ、あざっす｣

そして血をハンカチで止めた

ふう、これでおさまるか

棗
｢……お前任務やってたんだな｣

貴方
｢あ？あー｣

あ、病室で言いかけてた事ってこれか

貴方
｢棗、さまもやってるでしょ

てか薄々気づいてたでしょ｣

棗
｢お前わかりやすいだよ｣

貴方
｢ふーん。なら隠す必要なかったな…ブツブツ｣

何故か無言でじっとこちらを見つめる棗

んだよ、、気まづいな

その瞬間ガタンッと壁が揺れた

貴方
｢わっ｣

咄嗟に私は棗に抱きついてしまった

貴方
｢えなに……幽霊っ…人？？

………なっ…棗さま……手握っていい？
くっ…暗いし…怖いし…………｣

棗
｢あ？誰が。｣

ムッかつく……

貴方
｢んじゃいいや。嫌でも握るから｣

私は無理矢理、棗の手を握った

貴方
｢あ、抵抗しないんだ｣

てかこいつ意外に手でけぇ………つか肌白くね？

棗
｢あ、あの顔動いた｣

貴方
｢っっ〜｣

棗に抱きしめる力が強まった

棗
｢気がした｣

こっ…このやろう……

貴方
｢おっ…脅かすなよ！ルカも蜜柑もいないし…お前までいなくなったら死ぬ……………｣

棗
｢別に死なねーだろ｣

貴方
｢精神的に死ぬんだよ！！｣((涙目

棗
｢………………………………｣

あ、なんかこいつあほらしって顔してやがる…

このやろ…(２回目)