学園アリス翼の妹は無愛想 1 (ページ29)

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水の泡ページ29

貴方
｢ねえ、ほんとに爆発させる気？｣

私が言った瞬間レオがこっちを向いた

レオ
｢お前…フッ……せっかく黒猫が逃がしたというのに、自分から捕まりに来るとはな｣

貴方
｢ハッ…笑わせないでよ。私が捕まる？バカか。

お前らが先に死ぬんだよ｣

｢｢｢｢なっ！！！！！！｣｣｣｣

パチンと指を鳴らすとこっち側には来れないように氷柱を地面に貼った

レオ
｢………っ！やっぱお前死神だろ｣

貴方
｢え、今頃？さっきまで死神だろって自分で言ったのに……

ばかなの？

あ、棗早くこっちこい

棗
｢お前……………｣

貴方
｢後にして、さーてと。殺すか｣

アリスを発動させようとした瞬間

蜜柑
｢やめてや！｣

は？！

蜜柑
｢あほ！火付けて死のうとすな！目覚ませぼけぇええ！｣

と蜜柑が棗に抱きついた。

棗
｢おっお前っっ！！｣

棗は勢いに耐えきれず私の方によろめいた。

その少し気を取られた瞬間

レオ
｢力抜けっっ！！！｣

その瞬間、力が抜けた。やばい…

棗は無効化の蜜柑に抱きつかれてるから、効かなかったみたい

よかった………

レオ
｢フン…お前が戻ってきたせいで、二人の努力は水の泡だな。｣

蜜柑
｢え…………？｣

貴方
｢……油断すんなよ、ばかレオ。｣

レオ
｢！！｣

その辺にあった棒をなげつけた

私は力を振り絞り二人と瞬間移動した