学園アリス翼の妹は無愛想 1 (ページ28)

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言う通りページ28

蜜柑
｢あっあんた何いって……｣

棗
｢黙れ。、言うとうりにしろ｣

……………。

今抵抗したってこいつの気は変わんない。

とりあえず言う通りにすっか

棗
｢今だ………いけっ｣

棗が合図した途端私は達は走り出した

追っ手が来るが、棗が食止める

棗
｢動くな、少しでも動いたらダイナマイトに火付けんぞ｣

それを聞いた蜜柑とパーマが止まりかけたが

貴方
｢走れ！｣

わたしは二人を引っ張り走った

あいつほんとにつけんのか？

それなら…………

貴方
｢………お前ら先いけ｣

スミレ
｢なに言ってるのよ！？｣

貴方
｢ここのまま逃げたって、ここがどこかもわかんない。学園の場所すらもわかんない。

鳴海がいってたように、ここの場所を特定し、どうせ教師達が来る。

それまで時間がかかる。棗が今どーせ食い止めてもそこまで時間稼ぎはできない。

私も食い止めに行くからお前らは、安全な場所まで先逃げてろ｣

蜜柑
｢でっでも……｣

貴方
｢いいから。後で棗を連れて私も逃げる。だからさっさと行け｣

蜜柑
｢Aが……｣

貴方
｢大丈夫だから。蜜柑、私そんな弱くないでしょ？ね？｣

納得いかなそうな顔をしてるけど頷いてくれた

蜜柑
｢A……絶対棗と一緒に無事に帰ってきてな…｣

私は二人が行ったのを確認すると、急いで棗の所まで戻った