学園アリス翼の妹は無愛想 1 (ページ2)

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アリス学園ページ2

貴方
｢…………｣

目の前にはでっかい門

あまりのデカさに私は言葉を失った

今日からこの学園に通うけどなれる自信が全くないな

自分からここに来るとは。

今までは学園から逃げるため親と各地を転々としていたのに

でも、疲れ果てて行く両親を見てられなかった

行きたくない、2人とも離れたくないのは山々だけど行くことを決意した

私が学園に行くと告げたとき母は泣き崩れた

でも2人は私の事は止めなかった

｢A…貴方がこれから色々なことを知ると思う…でもね、私達ははいつまでも貴方の家族よ、味方よ

お兄ちゃんに……翼によろしくね｣

そう。学園には私の兄もいる

小さい頃に離れたからあまり記憶はないが優しい笑顔で名前を呼んでくれたのは忘れることは無かった

両親のためにも、そして兄に会うためにも私は学園へきた

？
｢君が安藤Aちゃん？？｣

思い出に浸ってたら、キラキラの金髪の男に話しかけられた

貴方
｢………そーだけど…｣

なんか怪しいオーラ放ってる気が…

何だこのおっさん

鳴海
｢やっぱり！！！僕は君のクラスの担任鳴海・L・杏樹だよ☆よろしくね！！！｣

え、こいつが教師……

何かわかんないけど鳥肌たったわ

貴方
｢…よろしく｣

鳴海
『んー！可愛いね♡じゃそろそろ行こっか！

アリス学園へようこそ安藤Aさん』

色々ペースわかんない人だな…

そんなこんなで私はナルとか言う行事に連れられアリス学園に足を踏み入れた