七瀬遥の場合 ページ4
「はぁる!」
ぼすっ
「…って…。」
「はわわ…大丈夫?!はるちゃん!」
「ちゃんづけするな。」
「い、痛くなかったですかにゃ?」
「別に。泳ぐことに問題はないからいい。」
「で、でもっ!どこか折れてたりしたら…」
「A、うるさい。鯖でも食べて落ち着け。」
「鯖っ!はいですにゃ!!」
(ちょろいな…)
「はうわぁ…やっぱりはるの焼いた鯖は美味しいです!!」
「Aに喜んでもらえてよかった。」
ぴんぽーん
『ハル―、起きてるー?』
「真琴か…」
「はにゃ?でないのですか?」
「どうせもうすぐ来るだろ。」
ガラララ
『おじゃましまーす。』
「ほらな?」
「はる、すごいです!!」
『ハル、ここにいたんだ…ってまた鯖?!』
「俺はいつもAと鯖を食べてる。」
『そういうこと言ってるんじゃないの…ほーら。早くしないと遅刻だよ?』
「ん…。もう終わった。」
「あっ!はるの洗っておきますにゃ!!」
「あぁ。ありがとなA。」
「いってらっしゃいですにゃ!!」
「いってきます。」
ちゅ
「ほぇ…?」
『もー!ハル!!』
「じゃぁな。良い子にしてるんだぞ、A。」
「は、はいですにゃ!!」
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作者名:ももたん | 作成日時:2015年10月6日 20時