金曜日、私は先輩のもの２【名前変換オリジナル】

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かほside





貴斗と美琴が教室を抜け出した。

貴斗が美琴の事好きなのは前から気がついていたけどまさかここまで堂々とするだなんて




なかなかやるなー








女子「かほちゃん、あの2人ってできてんの？」



「…なわけないよー」






貴斗はともかく美琴には王子様がいるもんねー







女子「きゃあああああっ！！！/////」



女子の悲鳴！！こういうのだいたいイケメン！





「イケメンっ！」







和真「麻倉さんはいますか？」






「城田和真！！」




和真「あれ？君は麻倉さんの友達の…」




「かほでぇーす！」




やっぱり城田先輩イケメンだな〜！
彼女が美琴じゃなかったら狙ってたかも？
まぁ昔の私だったらね






和真「麻倉さんはどこに…」





なるほど、彼氏(仮)の城田先輩の所まで噂は届いているわけね！





「貴斗といますよ」



和真「あの子か…」




わぁ〜焦ってる焦ってる！！
焦ってる顔もイケメン







「先輩は貴斗の気持ちには気がついてるんですよね？」





和真「…ん、まぁね」






「どー思います？1年前から一緒にいる貴斗、先輩よりも絆は深いと思いますけどー？」



ちょっと意地悪をしてみた。









和真「俺と彼女は昔、約束をしたんだ…彼女にとっては気まぐれな約束かもしれないけど…」




え、もしかして…





「先輩…知らないんですか…？」




和真「何を…」









「美琴、2年前までの記憶無いんですよ」

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