金曜日、私は先輩のもの２【名前変換オリジナル】

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和真「じゃあ、今日からまた…よろしく」


「こちらこそ…」





和真「…」





普通にできていたはずなのに…
気持ちをここまでさらけ出すと、恥ずかしくなる

嬉しくてたまらない
城田先輩の隣にこれからもいられるんだ…！

分かりやすく心が踊る。









――ピロリピロリ♪♪



和真「出ていいよ」



「す、すみません…」



誰だこんな時に…


「もしもし？」







？「あの？麻倉美琴さんの携帯ですか？」



「え、はい」


？「私、総合病院の神埼と申します。麻倉さんのお母さんがこちらに運ばれたのでご連絡を…」






え……お母さんが？


「あ、はい！今すぐに駆けつけます。」





――ピロン♪♪





和真「ん？どうした？、顔色悪い…」、



城田先輩は心配そうに私の顔を覗き込む
こんな時に…私はお母さんの近くにいられなかった…



「お母さんが…お母さんが運ばれたって…」




和真「え…」


「私、とにかく病院に向かいます!!失礼します！」





私はすくっと立ち上がって、病院の方まで走った。



お母さん…お母さん…


暴力振るわれても、私をここまで育ててくれた…
いなくちゃ困るの！



お母さんに幸せになってもらわなくちゃ困るの！







和真「俺も行く、自転車取ってくるから待ってて」



「2人乗りじゃ…！」


和真「そんな事言ってる場合じゃないだろ」






「………はい」







私達は病院へ向かった。

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