金曜日、私は先輩のもの２【名前変換オリジナル】

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「デ、デートって何勝手なこと言って…！」


貴斗「暇なんだろ？付き合えよ」


こ、こいつ！いくら私に対して過保護だからって…



「分かったけど、どこに行くのよ…」







貴斗「ん〜、カラオケでも行かね？」


「いいよ、でも貴斗が私誘うなんて珍しいじゃん」





急に何かがあったのか？
とも考えたけど貴斗は至って普通だ






貴斗「…別に？ただ俺が美琴とデートしたかっただけ」



「な、なるほど…？」




まさか貴斗にデート?誘われるとは思わなかった。
まぁ友達だし遊びに行くのは何回かあるけど
学校終わりって初めてかも




貴斗「ほら、行くぞ美琴」




貴斗はサラッと私のカバンを持って行ってしまった。



「ちょっ、待ってよ貴斗！」




女子「あー、貴斗くんまた麻倉さんといる〜！」
女子「あの2人仲良いよねー」
女子「麻倉さんカッコイー人とばっかりいるよね」




女子に注目されているのもわけない
貴斗はかっこいい

クールだしちょっと俺様だけど、優しい

運動神経も良くて、人気がある。





そんな人と一緒にいるんだもんね








貴斗「気にすんなよ美琴ー、俺やかほがいるんだから」



ちゃっかり、私が他の女子に言われてる事まで
考えてくれたりして…



「…ありがと」









でも、私はこの後に訪れる事を
思ってもいなかったの

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