金曜日、私は先輩のもの【名前変換オリジナル】

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――金曜日







「先輩、今日は別々に見回りしましょう」







和真「え？どうして？」







この間、先輩と私の関係がクラス中にバレてしまっ
た。
城田先輩は人気者だから噂はどんどん広まってるはず

もちろん変な嫌がらせとかは無いんだけど
風紀委員の私達の関係が知られている以上

一緒にいるのを見られて、先輩が嫌味言われたりしたら嫌だ…









「私も1人でできるんですよ！」





先輩は悩ましい顔をした。





和真「ほんとに？でも部室に入ったりするから危ないよ」




や、やばい言い訳が思いつかない！









「大丈夫！私だって、子供じゃないですから！」


和真「ちょっ！麻倉さん！」






ごめんなさい！！私のわがままです！！！
このまま見回りして何事もないことを祈ります！








私はサッカー部と野球部の部室に向かった。









「はぁ…よくよく考えて今までそんなに怖い事は起きなかったから大丈夫だよね」









サッカー部の部室を覗いてみる。

土と埃の匂いがする。


中まで、携帯の使用禁止と不純異性行為禁止
ただそれを確認すればいいんだから…


私は扉をゆっくりと開ける。









「こんにちは〜見回りに来ました風紀委員の麻倉美琴です…が…」








今まで何事も無かったはずなのに…





なんで今日なの！




なんで私1人の時に…！！！









女「うわっ!!誰か来たんだけど…」



男「マジかよ!!今いいところだったのに…」









「…」





麻倉美琴16歳

人生初の他人の不純異性行為を目撃してしまいました

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