恋色サイダーは金曜日に。

018.J ページ18

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貴「んふふっふふふふっ♡」

神「......」








お昼休みの終わりに、岸くんのとこから帰ってきたAが気持ち悪いことになってる。

いや、元は可愛んだけどね。

なに話しかけても聞いてくれないし(わりといつも)、とりあえず終始ニヤニヤしてる。









貴「...ねえ、なんで何かあったのか聞いてくれないの！！」

神「え、あ、聞いてほしかったの？」

貴「そういうオーラ出してたじゃん。神宮寺のバカ」









なんて理不尽な。

そう出しそうになった言葉を飲み込む。

ここは言う通りにしてたほうが良さそう。

...あとで不機嫌になられたら困るからね(笑)









神「...岸くんとなんかあった？」

貴「えっへへ〜実はお弁当作ることになったんだ！」









キラキラスマイルで心から嬉しそうに話してるA。

とうとうそこまで進展し始めてきたか...

諦める、応援する、と決めたもののやっぱりちょっと悔しい。









神「...よかったじゃん！」

貴「え、それだけ？もっと褒めてくれると思ってたのに」

神「うわぁAちゃんすごいすごぉーい」

貴「...(・д・)チッ」

神「ごめんごめん(笑)」









ぷくっと頬をふくらませながら怒ってるA、かわいいです、はい。←









神「...ほんとによかったじゃん、頑張れよ」

貴「うん！岸さんが何が好きかとかまた教えてね！」

神「...しょーがないな！」

貴「かっこいー神宮寺ありがとー」

神「棒読みやめような？」

貴「あ、バレたか(笑)」









まだAへの気持ちは残ったまま。

...だけど、いたずらに笑うAを見てるとこのままでもいいかな、なんて思ったりもする。






きっと俺が好きなのは、岸くんのことが大好きなAだから。









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更新遅れ気味で申し訳ないです...


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