俺と朝顔、君と夕顔。

asagao５ ページ5

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授業終了のチャイムと共に、帰る人や、部活行く人や、それぞれで動き出していた。








「いーわーげんっ！部活行こーぜ！」


「何言ってんの、今日部活休みだよ？」


「…は？まじで？」









せっかく今日はすっげえやる気満々だったのに！？

やる気は一気になくなり、一瞬で萎えた(笑)









「昨日先生言ってたじゃん、ほんとに岸くん人の話聞いてないよね」


「まじかぁ…じゃあいわげん、一緒に帰ろーぜ！」


「やだよ、今日はぷーとカフェ行く約束してるんだから、じゃーねー」









あっさりと俺を見捨てて、ダーリンの元へ行ってしまったいわげん。


…くそぅ、いわげんめ！！


たまには1人も悪くないかなと思いながら、帰る支度をしてると、









「大島さんって今日日直だよね？
申し訳ないんだけど、この資料作りやっといてもらえる？」


「あ、はい、わかりました」


「ごめんね、ありがとう。…うーん、でもさすがにこの量は1人では厳しいかぁ…」









担任のけんてぃーと大島さんの会話が聞こえてくる。


無意識に2人に俺はどんどん近づいていたらしく、気づけば目の前に2人の姿があった。


…てか無意識とかやばいやつじゃん！！！









「ん？優太、俺になんか用事？」


「え！？あ、いや用事って訳じゃないんすけど…ははっ」









近づきすぎたせいで、けんてぃーに声をかけられてしまった。


…何やってんだ、俺。









「もしかして、これ手伝ってくれるの？」


「え！？あ、まぁ部活休みだし手伝ってあげてもいいっすけど！？」


「いつから優太ツンデレキャラになったんだ(笑)…でもありがと、ほんとに助かった！」









けんてぃーは今日もキラキラスマイルで笑いかけてくれる。

これはイケメンだわ、女子に人気でるわ…

相変わらず眩しい。









「…岸くんほんとにいいの？」


「おう！ちゃっちゃと終わらしちゃおーぜ！」


「うんっありがとう！」









いつものように、柔らかい笑顔を向けてくれる大島ちゃん。


…その笑顔を見れるなら、どんなことでもやっちゃいますよ、俺。←









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まさかの誤作動で5話を消してしまいましたので書き直しました…


ちょっと変わってるかもですがご了承ください。



あと、ももんがから桃太に変わりました！









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