報告� 。隠毅� ページ8
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「か、快斗…」
「あ〜なんか色々あってな…」
なんとなく少しやつれている快斗に事情を聞く。
ある日学校から帰ったら大男が居るわAの古くからの知り合いだと言うわAからのだという手紙を渡され、その手紙の内容とアイリッシュに敵意が無い事が分かり構えていたトランプ銃を下ろし、話し合いに持ち込んだそうだ。
アイリッシュという名前はさらっと前にAの口から聞いた事があったし、Aの好物や性格、それから小さい頃から今までの事を沢山話してなんとかアイリッシュは快斗の信用を得たらしい。
「んであの格好は何…？」
「なんかお前の事妹のように思ってるらしくてよ……それならAと実の兄妹である俺の事も弟として見るとか言い出して…
家から出られないのは暇だってのでなんかいつの間にか家事やってくれてる」
ほんとお前厄介事持ち込みやがって…
とソファにもたれ掛かる快斗にごめん、と謝罪する。確かに今回のはいきなりすぎた。
お土産に持ってきた菓子折りをそっと快斗に手渡した。
「でもアイリッシュ無事に組織から抜け出せたんだね」
「オイ、俺はイアって名前になったんだ。
それと、俺はジンに殺されかけたから無事という訳では無え」
「え”っ」
アイリッシュにも詳しく、とキッチンでご飯を作りながらだが教えてくれた。
裏切るのは感づかれ無かったが、その任務の証拠隠滅の為に纏めて始末されかけたらしい。
ヘリから撃たれたが姿を消す為に色々防弾チョッキやらを装備してたらしく、死んだふりをしてなんとかやり過ごせたらしい。
「そんな事が…でも無事で良かった」
「でもなんでイアはジンだけじゃなく組織まで潰そうと思ったんだ？」
それは気になっていた。
伝えられた時は混乱していたから聞きそびれていたのだ。
アイリッシュはAが組織に入った時から居る古株だ、そんな組織を潰すなんて相当な理由があるのだろう。
「それは…あれだ」
少し気まずそうに渋い顔になったアイリッシュは鍋をかき混ぜながら呟く。
「お前だよアイラ」
「え？あ、私？」
「ああ、お前が組織に入りたての頃は俺が指導係だったろ？
毎日泣いてばかりのお前見てどうにかしてやりたくなったんだよ……」
え？そうだったっけ。
そんな前の事は覚えて無いが流石に毎日泣かれると参ったらしい。その頃はアイリッシュもそこまで権力は無かったがAの心が心配で実験等本人に無理をさせすぎない様裏でコツコツ頑張っていたとか。
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momoryu(プロフ) - ふゆなさんコメントありがとうございます♡そう言っていただけてとても嬉しいです！！更新はゆっくりですがこうして見てくださる方の為に頑張って続けていきますね🥰 (2022年6月20日 16時) (
レス) id: 0d68fcd700 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - これからも頑張ってください！！！応援してます👊🏻🤍 (2022年6月15日 0時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momoryu | 作成日時：2022年6月13日 11時
