【JW】試練は乗り越えられる人にしか与えられない

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『なんだ？』

黄色いリストバンド…名前の知らん人や

黄「俺たちをここにつれてきた目的はなんや！」

確かに…なんのためにこんなこと…

『…お前たちはそれぞれなにかを恐怖の対象としている。そんなお前らは社会では生きていけない』

『この世は誰かから必要とされなければ生きていけない』

『だが、お前らは一番身近な存在に"いらない"と言われたんだぞ？だから私がこうしてお前らを裏の社会でいかしてやろうとしてるのだ』
　
なんでだろう？

素直に感謝できないんやけど…？

なんだか、あいつ…主の意見を正当化しようとしているだけな気がしてならんのよ

『明日から検査だ。逃げるなよ？』

プツッ

赤「…ハァ…」

いきなり訳のわからんこと言われて…

ほんま、混乱中やわ

桃「なぁなぁ明日から検査始まるって…俺、いややぁ…」

小瀧くんは今にも泣き出しそうになっている

紫「落ち着き〜！小瀧くん〜！大丈夫やで〜！」

そういってる濱田くんの顔も真っ青で

あんなに元気やった桐山くんも元気がない

神山くんは静かやし藤井くんも黙ったまま

どないすれば…？

黄「そうや！…言えてなかった俺の名前なんやけど…俺は中間淳太っていうんよ！」

空気を変えるかのように明るいテンションで声をかけてくれた…中間くん

ん？中間？

…きいたことあるけど…多分、違うよな…

緑「中間っていい名字やね」

黄「！？」

神山くん…にしても、中間くんいちいち反応大きいな笑

おもろいわ〜笑

緑「中間っていい言葉やない？俺中間が名字てすごくいいと思う！…あ、俺おかしなこといった？」

黄「ううん。ありがとう…ふふっ」

あ、笑った

笑うといい顔しとるのになんでさっきまで笑わなかったんやろ？

橙「さ！今日はねよ〜！」

照史くんは俺らをまとめてくれる
　
ええ人や〜！

アカン、ねむなってきたぁ

赤「ん！おやすみ〜！」

青「ここ電気ないんやね」

緑「暗くすんのはいやや」

赤「別に明るくても寝れるしもんだいないやろ〜」

橙「それじゃ〜」

west 「おやすみ〜！！」

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