14話 ページ14
Ra*bitsが朝練するという教室に光くんと一緒に入ると、創くんも友也くんもなずな先輩も「おめでとう」と言ってくれた。
なずなくんに至っては「お前らやっとか〜」と言っていたくらいだからたぶん周りから見たらもろばれなんだろうなと思うと本当にどっか穴に入りたい気分だった。
朝練の時間を少し使って文化祭の演目や衣装などを考える。
「Ra*bitsはかわいいを売りにしてますから、かわいいコスプレ、だけではなく例えばかわいいだけではないかっこよさもいれられるおとぎ話をモチーフにしたものはどうでしょう？確かにありきたりではありますね…」
「衣装は…そうですね、、こんな感じはどうでしょうか？あ、はい…わかりました」
朝練の終わりを告げるチャイムが鳴る。
「あ、鳴っちゃいましたね…。明日の朝練までには仕上げておきます！」
「A、ありがとうな〜」
「いえいえ、大丈夫です！」
部屋の片づけをして部屋を出る。なずな先輩から鍵を部屋の鍵を受け取ると部屋の鍵を閉めた。
「お前ら、遅れないようにな〜」
3年生の棟からこの部屋まで少し遠いので先になずな先輩は部屋から出ていった。
「そっか〜、光とAが付き合うのか…」
「ほんとですね…。友也くんと話してましたよ、いつ付き合うのかって」
「そ、そうなの！？」
「二人ともわかりやすすぎますし、なにより、光が…」
「友ちゃん！！」
友也くんの声を遮るように光くんは友也くんを抱きしめた。
「友也くん、光くんも恥ずかしいと思いますよ」
「そうなんだぜーー！！さすが創ちゃん」
「えへへ」
「あ、鍵戻してくるね」
そう言うといったん3人と別れる。別れるというより鍵を戻すという理由をつけて3人と離れたかったから。あのまま一緒に居たら顔が沸騰しそうなくらいだ。
「はあ…恥ずかしいな…」
ちょっとだけ光くんとクラスが離れていてよかったなんて思った。
慣れればさみしくなるかもしれないけど、今じゃ心臓が持たない。まだ朝…。
ため息をつきながら先生のもとへと急ぐ。
先生には「顔真っ赤だけどどうした？熱でもあんのか？」と心配されたほどだ。
顔をほほにあてるとあったかい。
教室につくまでに手をぱたぱたさせてさめさせなくては…。
「なあ、咲崎」
「なんでしょうか？」
「あのな…」
教室につくころ散々からかわれると先生がやってきたとき、私のことを呼んだ。
教室ではなく廊下に出されると衝撃的なことを聞かされた。
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あいらいす(プロフ) - コメント失礼します！わたしはみつる推しなのですが、なかなかメインのモノがなく…こちらやっと見つけて読ませていただいたのですがとてもキュンキュンしました(*´-`*)めちゃくちゃ感動してます…！続き楽しみにしてます！頑張ってください☆ (2016年5月7日 23時) (
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作者名：柚日 | 作成日時：2016年4月23日 0時
