13話 ページ13
甘々なのかとても微妙な感じ。個人的に。
読み直すとなんか胃が痛いわ…
ちょこちょこ直したりしているのでお暇な方はどうぞｗ
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「あ…」
「お二人さんおはよう」
学校につくとあんずちゃんが門にもたれかかってにやにやした顔でこちらを見ていた。
光くんはあんずちゃんに向かって「あ、ねーちゃんおはようなんだぜ」といった。いつもと変わらず。
光くんが少し、いや、とても羨ましくなった。私は穴にもはいりたい気分なのにいつもと変わらない様子で光くんはあんずちゃんに挨拶しているのだ。
「ここだと普通科の人も来るから自転車止めてくるね。光くん先行ってていいよ」
「俺もいくんだぜ。A置いていけないし。同じ教室なんでしょ？」
「そ、それはそうだけど…」
「それじゃあいこうぜ！」
と光くんは自転車を私から取ると自転車置き場に向けて歩き出していた。
「ねえ、Aちゃん」
「あんずちゃん？」
後ろからあんずちゃんに声をかけられる。
「いつものAちゃんって感じじゃん…。もったあたふたするかと思ってたのに」
「普通だった…？よかった…。震えるの抑えるの必死だったんだよ…」
「そのうち慣れるよ。付き合う前でもほぼ二人一緒に居たんだからさ」
「そ、そうだよね…」
「ほら、光くんが不思議そうな顔してこっち見てるから、行っておいで。この後Ra*bitsのレッスンいれてあげたんだから」
え？と、後ろから背中を押すあんずちゃんの方を向こうとするとあんずちゃんはまるで独り言のようにつぶやいたのだ。
__笑顔になってくれてよかった。本当に安心した。
あの時はただただあたしみたいな他人から何言ってもあの子は嫌な思いするのかな、とかいろいろ考えてた。
あたしがしたことは無駄じゃないんだって昨日電話したAちゃんの弾んだ声聞いて思ったの。
恋愛ってすごいんだね。
友情なんかよりももっともっと人を幸せにするんだなって少し光くんに嫉妬しちゃった…
「あんずちゃん…」
「ほーら」
「あんずちゃんがそう思ってたの知らなかった。あの時の私の代わりにいう、ありがとう」
「いつか心の整理つくといいね」
「うん！」
私はあんずちゃんにばっちり聞こえるよう返事をすると「また放課後」とあんずちゃんの顔を見ないでいうと光くんの元へと走っていった。
あんずちゃんが涙流していたのを気づいていたから。
確実に少しずつ文化祭が近づいていた。
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あいらいす(プロフ) - コメント失礼します！わたしはみつる推しなのですが、なかなかメインのモノがなく…こちらやっと見つけて読ませていただいたのですがとてもキュンキュンしました(*´-`*)めちゃくちゃ感動してます…！続き楽しみにしてます！頑張ってください☆ (2016年5月7日 23時) (
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作者名：柚日 | 作成日時：2016年4月23日 0時
