GENEお兄ちゃんたちは私を愛しすぎている。② (ページ8)

今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:44,075 hit

#53 ページ8

いきなり龍友くんから電話が着た。

玲｢A、ちょっと電話着たからそこで待ってて。｣

貴方｢あ、うん！｣

龍友くんから電話ってなんかやばいことでもあったのかな。

玲｢もしもし。｣

龍〈玲於？今日Aの誕生日なんだよね？〉

玲｢うん。｣

龍〈俺らさAが誕生日だったことすっかり忘れてて…〉

なんだそんなことか。

やっぱり。絶対忘れてると思った。

龍〈だから急遽Aの誕生日会やろうと思うんだけど。〉

玲｢うん、いいよ。｣

龍〈せっかくのデートなのにごめん！〉

玲｢べつにいいよ。｣

龍〈レストランとか予約してた？〉

玲｢してないよ。｣

俺は嘘をついた。

本当は高級なレストラン予約してたけど。

龍〈そっか！よかった。じゃあ8時くらいには帰ってきて！〉

玲｢わかった。｣

龍〈じゃあデート楽しんで！〉

玲｢うん。｣

ﾌﾞﾂｯ

みんなAの誕生日忘れてたとかありえないんだけど。

好きな人の誕生日忘れるのはほんとどうかしてるな。

貴方｢れおたん！大丈夫？｣

玲｢うん、大丈夫。｣

貴方｢じゃあ次はイルカショー見に行こ！｣

Aは俺の手をとって歩き出した。

玲｢A。｣

貴方｢ん？｣

Aが俺の方を振り向いたと同時に

ﾁｭｯ

Aの唇にキスをした。

貴方｢え///急にどうしたの？｣

玲｢したくなった///｣

貴方｢なにそれ。笑れおたん可愛い♡｣

玲｢うっさい。//｣

そういうとAは俺の手を強く握って前に歩き出した。

照れてるのか手がすごく熱い。

玲｢A、イルカショー見たら連れて行きたいとこあるからつきあって。｣

貴方｢え？うん！｣

そしてイルカショーを見た。

久しぶりに見てなんか感動した。

イルカショーってこんな迫力すごかったけ。

Aはずっと騒いでいた。

すっごい楽しそう。連れてきてよかった。

楽しんでくれてよかった。

また連れて行きたい。俺はそう思った。