GENEお兄ちゃんたちは私を愛しすぎている。② (ページ20)

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A side

玄関の扉が開く音が聞こえると同時に廊下をドタバタ走る音が聞こえた。

ｶﾞﾁｬ

隼「お邪魔しまーす！」

亜「めっちゃいい匂い！」

『みんないらっしゃい！タルト食べる人ー？』

GENE「はーい！！！」

みんなは子供みたいに元気な返事するから思わず笑ってしまう。

私が準備してる間にテレビ見たりソファで寝てたり自由に過ごしている。

涼「Aごめんね。Aがタルト作ったって言ったらみんな大はしゃぎでさw」

『いいよいいよ全然w』

涼｢なんか手伝うことある？｣

『え、いいの？じゃあお皿とフォーク運んでほしいな。』

涼｢りょーかい。｣

私とりょーた兄で準備してるとらんらんがこっちに来て一緒に手伝ってくれた。

『らんらんありがとう！』

亜｢いいんだよー。タルトご馳走になるし！｣

いつまでも優しいらんらん。

こんな人たちに囲まれて本当に幸せです。

『みんなー！準備できたからこっち来てー！』

裕｢ふぉーっ！｣

亜｢裕太くんそんなはしゃがないw｣

龍｢夜なんやからもっと静かにせえや。｣

メ｢まぁそんな怒らずに、、｣

玲｢メンさんはお口チャック。｣

涼｢もー、そこの4人。はよこっち来い！｣

裕｢ん、、｣

『ゆぴ？そんな落ち込まんといて。私ははしゃいでもらって大丈夫だよ。楽しみにしてたんだもんね？』

裕｢うん、、｣

『私嬉しいよ？こんなに楽しみにしててくれたなんて。』

するとゆぴが抱きついてきた。

裕｢優しい人はAだけや。あそこのヤンキーと彫刻と違って！！｣

龍｢あぁ？今なんて言ったー！！｣

あーあぁ。怒らせちゃったよ、、

どうしよどうしよって思っていると

涼｢喧嘩するなら出てってもらうで！！！｣

そのりょーた兄の一言で言い合いは終わった。

涼｢せっかくAがタルト作ってくれたのにここで喧嘩するか？Aの気持ちも考えろ！｣

龍｢はい。ごめんなさい、お兄様。｣

裕｢すみませんでした。｣

亜｢ごめんなさいっ。｣

『ほ、ほら！早く食べよ！そんな重い空気も嫌だし！』

隼｢そうだよ！早く食べよ！｣

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