43 ページ45
A side
5月になり桜の季節も終わってしまった。
今年も花見行けなかったな。
昨年は私が高熱を出して家族で行くお花見は中止になってしまった。
今年の春はバイトが忙しくて家族でお花見行ける時間がなかった。
そんなことを振り返っていたら…
美 「ねぇA。」
『なーに?』
美 「7月にGENEとかランペのLIVEあるって知ってる?」
『え、そうなの?知らなかった。』
美 「私応募したんだけど、もし当たったら一緒に行かない?」
『えっいいの?行くいく!』
美於に誘ってもらって本当に良かった。
GENEのLIVE行ったことないし、、
いつか行ってみたかったから。
店長 「Aちゃん美於ちゃん。」
突然店長に呼び出された。
何かと思うと…
店長 「今日GENEのみんながここに来るという連絡が入りました。」
美 「え!ホントですか?!やったー!!」
『美於静かに!』
周りのお客さんがびっくりしてこちらを見ている。
『すみません。』
美 「ごめんなさい…」
店長は少し笑うと
店長 「21時ぐらいに来るからねー。」
時間を伝えてくれた。
『「はい!」』
2人で個室に戻ると美於は大はしゃぎ。
ずっと「え、どうしよ。」って連発して言っている。
「もう分かったから。落ち着いて!」と言っても個室の中をぐるぐる歩き回っている。
美 「髪型整えないといけないし顔も整えないといけないし、、」
『美於はそのままでも可愛いのに〜』
美 「え、どこが?この顔見てよ!」
『はい。』
美 「見てわかるでしょ?この荒れた顔!」
自分の顔が汚いことに必死で化粧をやり直している。
化粧やりすぎるともっと顔荒れちゃうのにな。
『私は軽めでいこっかな。』
美 「Aは目が大きいからいいよなー。」
『ふふっ。ありがとっ。』
美 「あ、認めてやがるー!」
『認めちゃいけないんですかー?』
美 「べつにそういうことを言ってるわけじゃないんだけどなー。」
『それぐらいわかってるって。』
美 「絶対からかったでしょ!」
『それはどうかな。』
美 「あ、じゃあもうLIVE連れて行ってあげない!」
『ごめんごめん!許して!』
美 「しーらない!」
·
348人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
佐野ももこ(プロフ) - Nissyの曲がすごく感動したんですよね!更新楽しみにしていてください! (2019年3月2日 19時) (レス) id: 10d72c65d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 新作まってましたー!!ジェネもすきで、ニッシーもすきなんですね! (2019年3月2日 19時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佐野ももこ | 作成日時:2019年1月26日 18時