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A side
店を出ると寒い風がビュービュー吹いている。
『寒っ。』
亜 ｢Aちゃん防寒具そんなに着てるのに寒いの？w｣
玲 ｢もしかして寒がり？｣
『いや、暑がりのほうです！w』
亜 ｢えっ、そうなの？｣
『はい…』
すると亜嵐くんが鞄の中に手を入れてゴソゴソし始めた。
何やってるんだろうって思ったら貼らないカイロを出してくれた。
亜 ｢はい。｣
『いいんですか？』
亜 ｢うん。｣
『ありがとうございます！』
軽くお辞儀をしてお礼を言うと亜嵐くんは笑顔で｢いえいえ。｣と言った。
その横で玲於くんは｢さすが亜嵐くん。｣と頷きながら感心していた。
玲於くんって亜嵐くんの家来？って思った。
玲 ｢Aちゃんなんで笑ってんの？｣
『なんでもないです…w』
亜 ｢なになに、教えてよ。｣
『えっと、玲於くんは亜嵐くんの家来なのかなって。w』
すると亜嵐くんと玲於くんはお互い顔を見合わせてケラケラ笑いだした。
玲 ｢あははっw｣
亜 ｢玲於が俺の家来はないわ！w｣
玲 ｢だったら亜嵐くんが俺の家来だよw｣
『そうなんですか？』
玲 ｢はぁぁ、Aちゃん面白いw｣
亜 ｢てかメンディーくんの方が玲於の家来じゃない？w｣
玲 ｢あー確かにw｣
『あっ、それ私も思います！w』
亜 ｢だよねだよね！｣
何気ない話で大盛り上がりだった。
こんな話をプライベートで話すのは初めてだったからすごく嬉しかった。
そしていつの間にか2人の事務所に着いていた。
『本当にありがとうございました！』
亜 ｢こちらこそありがとね。すごく楽しかった。｣
玲 ｢気をつけて帰ってね。｣
『はい！』
亜 ｢あっ、そういえばAちゃんの連絡先聞いてなかった。｣
ポケットからスマホを出して｢交換しよ｣と言ってきた亜嵐くん。
本当に夢のようで嬉しくて心が騒いでいる。
『はい！』
私もスマホを取り出して、亜嵐くんと連絡先を交換した。
スマホの画面には"亜嵐"って書いてある。
これ夢じゃないよね？って何度も疑ってしまう。
けど笑みがだんだん溢れてくる。
玲 ｢えっ、亜嵐くんずるい。俺も俺も！｣
玲於くんとも連絡先を交換した。
やばい。GENEの2人と交換しちゃった。
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佐野ももこ(プロフ) - Nissyの曲がすごく感動したんですよね！更新楽しみにしていてください！ (2019年3月2日 19時) (
レス) id: 10d72c65d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 新作まってましたー！！ジェネもすきで、ニッシーもすきなんですね！ (2019年3月2日 19時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野ももこ | 作成日時：2019年1月26日 18時
