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玲於 side
玲 「ん…ん?」
目を開けると見慣れない天井。
ジュージュー
朝ごはんの匂い。
玲 「あっ、そっか。」
昨日このまま寝ちゃったんだ。
うわー。申し訳ないことしちゃったな。
謝らないと。
そう思ってキッチンに行った。
『あっ、玲於くん!おはようございます!』
玲 「Aちゃん。おはよう。」
『朝ごはんもうできるんで適当に座っててください!』
玲 「あ、ありがとう。」
Aちゃんの言う通りそこら辺の席に座った。
てか美於ちゃんと店長はいないんだ。
Aちゃん1人だなんて。
せめて美於ちゃんもいてあげないと。
女の子1人は危ないよ。
『はい、朝ごはんできました。』
俺の前に置かれた"フレンチトースト"と"コーヒー"。
玲 「美味しそ。いただきます。」
『召し上がれ。』
フレンチトーストを一口食べる。
玲 「わっ。めっちゃ美味い。」
『ほ、ほんとですか?!よかった〜。』
そう言ったときのAちゃんの笑顔。
本当に可愛くて思わず見惚れてしまった。
『れ、玲於くん?』
玲 「あっ、ああ。なんでもない。」
やべぇ。危なかった、、俺。
すると亜嵐くんが起きてきた。
『亜嵐くん!』
亜 「おはよう。ごめん、寝ちゃってた。」
『全然大丈夫ですよ!早く朝ごはん食べちゃってください!』
亜 「朝ごはんまで…ありがとう!」
俺…この2人の間にいていいの?
俺の右には亜嵐くんがいて左にはAちゃんがいる。
Aちゃんはずっと亜嵐くんの方見てるし、、俺まで見られてる気がしてモヤモヤする。
亜 「美味っ!」
『よかったー!』
亜 「今まで食べたフレンチトーストの中で1番美味いかも。」
『そんなにですか?ありがとうございます!』
亜嵐くんに褒められる度にニヤニヤが止まらないAちゃん。
そんなに亜嵐くんのことが好きなんだね。
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佐野ももこ(プロフ) - Nissyの曲がすごく感動したんですよね!更新楽しみにしていてください! (2019年3月2日 19時) (レス) id: 10d72c65d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 新作まってましたー!!ジェネもすきで、ニッシーもすきなんですね! (2019年3月2日 19時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野ももこ | 作成日時:2019年1月26日 18時