ワガママな王子とプリンセス

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PM 22:00









みんな疲れきって亜嵐くんと玲於くんと涼太くんは寝てしまっている。









隼 ｢そろそろお開きにしますか！｣




裕 ｢Aちゃんたちほんとにありがとうな！｣




龍 ｢夜遅くまでごめんなぁ。｣




『いえいえ。こちらこそ本当に楽しかったです！』




美 ｢ありがとうございました！｣




メ ｢ここのお店本当に落ち着くなー。｣




隼 ｢ほんとそれ。｣









メンディーさんと隼くんがソファにもたれかかって寝ようとしている。




それを龍友くんと裕太くんが止めようとするが隼くんは完全に寝てしまった。









龍 ｢うわっ！寝やがったでこいつ！｣




『はやっ！w』









こんな人初めて見たから思わず笑ってしまう。









メ ｢隼〜｣









メンディーさんが隼くんの肩を揺さぶって起こそうとするけど起きない。

人ってこんなに早く寝るんだ。すごーい。









裕 ｢あそこの3人も寝てるで。｣




龍 ｢タクシー呼ぶかー？｣









起きている人たちで寝てる人を起こそうとしても起きない。









店長 ｢なんなら寝てる人たち泊まらせるか。｣




『えっ？』




美 ｢誰が面倒見るんですか？！｣




店長 ｢んー、それは…｣




美 ｢私眠たいんで帰りますよ！｣




『美於はほんっと自分勝手だなー。』




龍 ｢店長、本当に泊まらせてもらってもええんですか？｣




店長 ｢おぉ、いいよ。｣




裕 ｢ほんとすんません。｣




メ ｢じゃあ俺たち帰ります。｣




店長 ｢おぉ！気をつけて！｣









龍友くん、裕太くん、メンディーさんだけが帰って行った。

この3人が帰ると一気にこの店が静かになった。









美 ｢ハッックション！！！！！｣









美於がこれでもかというくらい大きなくしゃみをして隼くんと涼太くんが一気に起き上がった。









隼 ｢わっっ！なに？！｣




涼 ｢わー、びっくりしたー。｣




美 ｢ごめんなさい、くしゃみが…w｣




涼 ｢美於ちゃんのくしゃみで一気に目が覚めたよー。｣




美 ｢すいません！｣




涼 ｢いいよいいよ。w｣




隼 ｢あれ？龍友くんたちは？｣




『今さっき帰りましたよ！』




涼 ｢じゃあ僕たちも帰るか。ずっといると迷惑になっちゃうし。｣




『迷惑になんか…』









涼太くんと隼くんは私たちにお礼を言って帰って行った。









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