佐野先生に恋をしました。 (ページ48)

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☆ ページ48

凜｢友達ってすごい！｣

『奇跡じゃん、、』

楓｢玲於のことならなんでも知ってるからどんどん相談して！｣

"なんでも知ってる"だって。

いいな。そういう関係。でもなんかカレカノみたい。佐野先生と楓先生が。

あ、ダメだダメだ。変な妄想やめよ。

『ありがとうございます。』

楓｢それでさ、玲於のどこを好きになったの？｣

『すごい優しいところとかとにかくカッコイイんです。それに佐野先生を見つけたらすぐ目で追っちゃうし、、、私やばいですよね。笑』

楓｢そっかー。青春してるねー。｣

凜｢でも佐野先生Aにめっちゃ優しいよね！｣

楓｢そうなの？ならもういけるじゃん！｣

『いや！まだまだです、、』

楓｢でもA。よく聞いて。｣

『はい。』

楓｢相手は先生だからそう簡単に成功はしないよ？振られることだってありえるんだから。先生と生徒っていう関係だから難しいけど、、｣

『まぁそうですよね。』

楓｢先生たちは生徒のことがすごく大事なの。私だってそう。みんなのことすごい大切に思ってきた。玲於だって生徒のこと大切で大好きだから、仮にAが先生に告白したらAのことを考えて"ありがとう。でも先生と生徒っていう立場だから"って言って振るかもしれないよ？それでも諦めたくない。辛い想いしても大丈夫。ずっと好きでいたい。って思うなら私はすごく賛成だよ。｣

今の話ですごい頭がごちゃごちゃしてきた。
でも先生の言う通りだよね。

振るかもしれないんだよね。
いや、振るんだよ。たぶん。

凜｢凜だったらそれでも好きでいたいし諦めたくないなー。｣

楓｢私も生徒だったら諦めないな。必死で先生のこと追いかけるかも、、笑｣

『凜、先生。』

そうだよね。私だって先生のことずっと好きでいたい。
諦めたくないもん。先生に振り向いてもらえるように頑張らなきゃ。

『私、、諦めない！先生をずっと好きでいたい！』

凜｢うん！｣

楓｢それがいいよ！頑張って！いつでも相談のるから！｣

『凜、先生、ありがとうございます！』

隼｢ねぇ、3人とも俺がいること忘れてない？｣

あ。また忘れちゃった。

隼で影薄いのかな。