佐野先生に恋をしました。 (ページ4)

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A side

始業式も終わってクラスに戻った。

私の席は1番後ろの窓際。

前には凜がいる。

凜｢ねぇねぇ、今日転入生来るらしいよ？｣

『え？そーなんだ。』

そう話してると佐野先生が教室に入ってきた。

凜｢やばーい！佐野先生めっちゃカッコイイわー//｣

『ホントだねー。』

この時の私は先生のことを憧れとしか見ていなかった。

ただ、、カッコよくて素敵だなーって思うくらいしか。

佐｢このクラスの担任になりました。佐野玲於です。よろしくお願いします。｣

"玲於"

玲於っていうんだ。カッコイイ名前。

佐｢えーじゃあまず、このクラスに転入生が来たので紹介しまーす。｣

周りの男子とかは騒ぎまくっている。

凜｢男の子がいいなー！｣

凜は相変わらず男好きだな、、笑

そして転入生が教室に入ってきた。

え？うそ。なんで、、？

佐｢三重県から来た小森隼くんです。｣

幼稚園からの幼なじみ。

『はやと、、』

こんな偶然あるんだな。

ここで再開するとは思ったもなかった。

凜｢わーすっごいイケメンきた！｣

佐｢えっと小森くんはあそこの小桜の隣だ。｣

周りの女子たちは隼のこと｢イケメン！｣｢カッコイイ！｣って言ってる。

隼が私の隣に来た。

隼｢A。久しぶり。元気だった？｣