佐野先生に恋をしました。 (ページ26)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:70,189 hit

#13 ページ26

A side

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

今日は朝練だからいつもより早く起きた。

時計を見るともう6時半。

『やば！遅刻する！』

急いでジャージ着てリュック背負ってパンを食わえた。

母｢気をつけてよー！｣

『はーい！』

玄関を出ると隼が家の前で待っていた。

隼｢遅刻。｣

『ごめんごめん！』

今日から隼と毎日一緒に登校することにした。

隼｢なんでパン？｣

『今起きたのー。』

隼｢寝坊か、、笑｣

隼すっごい笑って馬鹿にしてくる。

『あ、まだ隼の好きな子聞いてないんだけど？』

隼｢まだそれ知りたいのかよ。｣

『え、だって聞いてないし。』

隼｢そのうちわかるよ。｣

そう言って早歩きで行ってしまった。

そのうちわかるって。教えてくれればいいのに。

学校に着いてそれぞれ部室に向かった。

桜｢Aおはよ！｣

『おはよ！』

桜｢もう走るから早く荷物置いて！｣

私が1番遅かったらしくみんな待ってたらしい。

『うん！』

私たちは朝練の最初で学校のグラウンドを走る。

1年生のときは体力なさすぎて本当に苦労した。

もう2年生になって体力ついたから全然走れるようになった。

ｽﾞｷｯ

急にお腹に痛みが走った。

『痛った、、』

横腹を抑えて走ってると桜那が気づいて

桜｢A大丈夫？｣

『う、うん。』

このあとの練習中もずっと痛みが続いててさっきよりもすごくお腹の痛みが酷くなっていった。