佐野先生に恋をしました。 (ページ15)

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☆ ページ15

佐野先生が教室に入ってきた。

女子は佐野先生を見てすごくキャーキャー言っている。

みんな佐野先生が好きなんだな。

佐｢みんな静かにして！隣のクラスに迷惑だから。｣

佐野先生がそう言うとみんなすぐ静かになった。

佐｢今日は係と委員会決めるから2時間目までに考えておくこと。｣

全｢はーい！｣

朝の会が終わってみんな1時間目の準備をし始めた。

凜｢佐野先生やっぱカッコイイね。｣

『うん。そーだね。』

凜｢てか1時間目数学じゃん！｣

『てことは佐野先生？』

凜｢うん！｣

1時間目から一緒にいられる。

すごい嬉しかった。

けどまだ、昨日のことでひっかかっていて。

隼｢ねぇ大丈夫？さっきからぼーっとしてるけど。｣

『…え？あ、うん。大丈夫大丈夫。』

隼｢ならいいけど。｣

あーもう。

ボッーとしすぎて何にも頭に入らない。

そう思って顔をパンパン叩いた。

佐｢小桜！ちょっとこっち来い。｣

いきなり佐野先生に呼ばれたからびっくりして

『え？！』

凜｢なんか佐野先生怒ってない？｣

隼｢早く行ってきなよ。｣

『あ、うん。』

そして佐野先生のところへ行った。

佐｢ちょっと来て。｣

佐野先生に手をひっぱられ誰もいない教室に連れていかれた。

『先生。』

佐｢なに？｣

『手首痛いんですけど。』

佐｢あ、ごめん。｣

先生はすぐ手首を離した。