第5話 ページ5
______ホテルに着く______
ガチャ…(ドアを開けてあげる)
濱田：着きましたよ。足元にお気をつけください。
トコッ…(降りる)
A：デカっ…。(高級ホテルじゃん)
濱田：ホテルの廃墟をそのまま使用しておりますので。さぁ、こちらです。トコトコトコ…
A：…トコトコトコ…。
ガチャ…
______施設の中______
？：ガチャ…(カウンターの奥の部屋から出る)
トコトコトコ…
濱田：中間、今帰った。
中間：お疲れ。
濱田：あと、こちら。
お電話いただいた松村 A 様。
中間：ようこそおいでくださいました。私、受付係であり、この施設の施設長をしております。中間 淳太と申します。これからよろしくお願いします。
A：…どうも…。
濱田：では早速お部屋へ案内させていただきます。
中間：お部屋は2階のS室となります。
カシャン(鍵を渡す)
A：サッ……(鍵を受け取る)
濱田：こちらです。トコトコトコ…
A：…トコトコトコ…
中間：…………ニヤッ。
_______部屋へ向かう______
トコトコトコトコ……
A：…………ねぇ。
濱田：はい。
A：なんでこんなにセレブな感じなの。施設じゃないみたい。ホテルの廃墟だとしても雰囲気そのままって感じするし。
濱田：それにはきちんと理由がございます。
A：どういう理由？
濱田：ここの施設は他の施設と違い、セレブやお金持ちのご家族が養子を希望されることも多く、逆にお嬢様だった方がここへ来る事も珍しくないんです。ですから少しでも不便があると生活しにくくなってしまったり、養子へ行っても礼儀がなっていないと話になりませんので、この様な雰囲気にしております。
A：そーゆー事。
トコトコトコ…
濱田：着きました。こちらがS室でございます。
A：ありがとう。
濱田：早速、相部屋の方達に挨拶をしましょう。
トントン。
A：相部屋…！？
ガチャ
？1：はい…。
濱田：今日から一緒のお部屋になる、松村 A様です。仲良くしてくださいね。
？1：待ってたよ！よろしくね！
トコトコトコ…。
？2：どーしたの？あ！来たんだAちゃん！
A：…名前知ってんの？
？2：当たり前でしょ！
？1：早く入りなよ！疲れたでしょ？
濱田：待ってください。A様にはまだ施設の中を案内していません。
?1：そんなの私達でするよ！だから濱田さんは休んで！
濱田：よろしいのですか？
？2：いいよ！その方が一緒にいれるし！
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ももれお(プロフ) - 感想、質問お待ちしております！ (2019年9月1日 17時) (
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作者名：ももれお | 作成日時：2019年8月28日 19時
