第4話 ページ4
_____マンションの外_____
A：…………。
タッタッタッ…！！
松本：Aちゃん！ハァ、ハァ…行くって本当
なの！？
A：はい。
松本：どうして急に?
A：なんとなくです。
松本：でもこっちで1人よりは、あっちで大勢で暮ら
した方がねぇ……
ブーーーーーーーン。(高級車が目の前で止まる)
A：…………？？
松本：えっ……………？
バタン。(車から男が降りる)
？：松村 A 様ですね？
松本：あの、どちら様ですか？
？：申し遅れました。私『コドモの家』職員の
濱田 崇裕と申します。
A：えっ？
濱田：お電話されましたよね？
A：あっ、はい。
ガチャ…(ドアを開ける)
濱田：では早速、『コドモの家』へ参りましょう。
A：………トコトコトコ。ストッ(乗る)
バタン。
濱田：A 様を今まで育ててくださり感謝いた
します。これからは私達『コドモの家』職員
が責任を持って、新しい家族の元へ届けられ
るよう全力を尽くします。では、失礼します。
トコトコトコ…。バタン。ブーーーーーーーン。
松本：……なんか、凄いわね……。
_______車の中_______
A：……………。
濱田：やはり寂しいですか？お別れは。(運転)
A：……全然。
濱田：もしかして、緊張されておりますか？
A：…別に。
濱田：施設にいる女性達は皆さん優しい人ばかりで
すよ。なので、安心してください。
A：……本当に女だけなの？
濱田：はい。女性専用の施設となっております。
A：ふーん。
濱田：何も心配することはございませんよ。何も…。ニヤッ
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ももれお(プロフ) - 感想、質問お待ちしております！ (2019年9月1日 17時) (
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作者名：ももれお | 作成日時：2019年8月28日 19時
