ヴァンパイア施設 (ページ3)

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第3話ページ3

_______学校(教室)______
教室：ガヤガヤガヤガヤ…(昼休み)

A：…ハァ……。
…カサカサ(鞄から封筒を取り出す)
ペラッ…(中に入っている手紙を見る)

～手紙～～～～～～～
松村 A 様

食費、生活費、学費等全て援助させて頂きます。
あなたと同じく親がいない人が助け合う場所です。
必ずあなたに合う親を見つけてみせます。
興味がありましたら、是非『コドモの家』でお待ちしております。
TEL000-000-0000
～～～～～～～～～～
A：…………カサッ(しまおうとする)

バクッ！！(取られる)
姫子：なぁに～？これ～？笑

A：ちょっと返して…！

彩音：あれぇ～？もしかしてこれ、施設の案内？笑

七菜香：あんたこの歳で施設に招待されてるのぉ？
ウケるんだけど～笑

3人：アハハハハハハ！！笑笑

A：……フッ…笑

姫子：ちょっと、なに笑ってんのよ。

A：いやぁ、馬鹿だなぁと思って。

七菜香：はぁ？なに言ってんの？

彩音：今のうちに謝っておけばどう？

A：でも笑ったのはこれでお互い様じゃん。
バクッ(手紙を取る)

トコトコトコ…ガラッ。(教室を出る)

姫子：なんなのあいつ！イライラするわね！
1人でいるからいい遊び相手になると思ったの
に！！
私に反抗するなんて！あいつ何者なのよ！！

彩音：あいつは松村 A。友達いない一匹狼。

七菜香：1年の時から1人でしょ？

姫子：ふぅーん、可哀想な子～。笑

_______屋上_______
ガチャ…トコトコトコ…。
A：なんでこんなに馬鹿しかいないんだろ。
………………。

～～4歳の記憶～～～～～
A：嫌だぁぁぁぁ！！！(泣)
行かないでぇぇぇ！！！(泣)

ブーーーーーーーン……………(男の車)

A：お母さーーーーーん！！！！(泣)
～～～～～～～～～～～～
A：………………。