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し『札に囲まれた場所、ですか』

産『先程偵察しにいってもらったが
  やはり街の四方に札が貼られていた。
  あの街は巫女によって守られていたんだ』

不『つまり、巫女が殺されたから
  制御されることがない。
  だから街に鬼が現れるようになったと?』

小『確かにあの日から、鬼がかなりの数
  あの街や周辺に現れている』

産『巫女の舞が無くなったからだろうね』

時『Aとどういう関係が?』

産『Aの育った家に貴重な巫女の書物があった。
  そこには巫女は子供を産むと、
  その子供に巫女の力を与える
  そしてその子供は16歳になると巫女となる、
  そう書いてあったんだ』



甘『…今のAちゃんの歳だわ!』



産『ただし、巫女は鬼には滅殺する力を、
  人間には治癒する力を発揮すると言われている。
  だが、鬼は巫女の血を体内に入れ
  耐え切れれば今以上の力を手にすることが
  できるんだ』



産『Aが殺される可能性は低い、
  だけど油断せずに捜索を続けてくれるかな?』



全員『御意』






不『全員で行く訳にも行かねェだろ』

時『僕はもう一度祭り会場を調べようかな』

煉『俺はももこの屋敷を調べようと思う!』

宇『俺はもう一回街行くかなー…』

し『すいません、私は離れられないので』

悲『胡蝶は治療に励み、Aの血の
  解析を頼もう』






宇『…あ?なんだよ、これ…』

Aの家から持ってきた
扇子の先についていた石が震え始める

時『…!あれ見て!!』


時透が指した場所を見つめると
遠くの空に大きな光の柱が出ている


時『絶対あそこだ!!!』

何も証拠はねぇ、けど確信はある
絶対あそこにAがいる!



小『罠だったらどうする』

宇『罠でもAの手がかりは絶対あるはずだ』

煉『奴がいても全員で滅殺すれば問題ない!』


義『しかし鬼の気配はない』

時『光が弱まってきてる、早く行こう!』




光に近づき始める。
そこは人里もない森の中だ。

森の中を全員が全力で走る。

遠くで微かに声が聞こえた。



宇『この声…!Aだ!全員急げ!』

俺の耳が間違えるはずがねえ、これはAだ!!

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作者名:momopara427 | 作成日時:2022年4月14日 10時

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