こんなんどーでしょ！？７

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「うしっ、できた」



小さめのお椀に盛り付けて
薬や冷えピタなんかと一緒に照の部屋まで運ぶ


ドアを開けるとまだぐっすり眠っている照

寝顔はまだこんなに幼いんだよな



「ひかる、起きれる？」

「んんっ、、」

「たまごのお粥つくったよ？食べよ」

「んぅ、？」



ゆっくり目を開けてのそのそと起き上がった照に
ちょっと冷たいよ〜 と声をかけて冷えピタを貼ってやって



「おはよ、食べて薬飲んだらまた寝ていいから」

「おれ、、熱ぅ…？」



寝起きで熱もあってぽやぽやしてるせいで
いつもよりちょっと幼く見える照が可愛く思えて


ぽんぽんと頭を撫でれば
「なに？やめろよぉ、」って怒られた笑



「はい、あーん」

「は？自分で食べれるから！」

「いいじゃん！ほら、あーん？」

「バカじゃないの？」



お粥をすくって口元に運べば
咳でかすれた声で照れながら反抗するところも
今のパパには可愛い要素でしかありませんよ



「ほら！冷めちゃうから！」

「なんで、、もう、」



流石にしつこい俺に諦めてぱくっとお粥を口にふくめば
おチビの頃からの変わらない味に安心して頬が緩むのがわかる



「どう？美味い？」

「ん、うまいよ」

「よっしゃ！」

「えへっ、なにそれ、笑」



本調子じゃないときくらい

普段のツンケン思春期は隅に置いて

小さい頃みたいに甘えてほしいなと思う

パパなのでした



○△□


体調不良で弱ってるのをいいことに
思春期ひーくんにかまちょ攻撃しまくるふかパパと


普段なら「やだ。マジできもい。ほんとやめて。」
とか言っちゃうのに

なんで？って高めの声で反抗しつつも
最終的にはしつこいパパに折れて(諦めて？笑)
パパのあまあまを受け入れるまだまだ可愛い中坊ひーくん

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