episode 51 ページ4
悠里side
あらら〜やっぱアウトか。ま、薄々勘づいてはいたけど。
『悠里さんキャラ崩壊しかけてます...ん?じゃあ私どうなっちゃうんですか』
あぁ。当たり前のことを他人に言われないと分からないのが人間か...
悠里「人間界に帰ろう♪」
俺はそんなに優しくないからねAちゃん...
『え...?』
悠里「だって、この世界にいられるのは死神だけだからさ?その〜人間はいたらいけないっていうかさ...」
ユウ「大丈夫だA。俺らの家に住めばいい。」
悠里「は?ユウさんよ。あんた何言ってるの」
ユウ「だってA事実上死んでるし?いっかなって☆」
あ、いい忘れてたことがあったんだった!!
『そうですよっ☆』
悠里「さり気なくAちゃん便乗しない!!あと言い忘れてたことなんだけど...Aちゃんまだ生きてるからね?」
ユウ「『は?何言ってんの?』」
あら見事なハモリ具合(笑)
悠里「少し待ってね〜...あ!!もしもしユリさんですか?」
『待てーい!!何でお母さん出てくるんですか!!』
ユウ「あ、なるほど」
お!ユウは納得したか(笑)
ユリ「...何?私いまテスト勉強中なの」
おっと...タイミングが悪かったか...
悠里「すみません...とりあえず...Aちゃんパス!!」
こうなったら投げちゃえ!!
『えっ!?は!?あ〜お母さん?』
ユリ「何の用A?」
『ちょっと聞いてよ!!あのね私死んだって聞かされてたのに生きてるとか言われて頭混乱してるの!!!』
ユリ「あぁ...だから私に電話ね... 」
おぉユリさんも分かったんだね
ユリ「あのね、A。
死神から仮の命貰ったとしても普通の人間と変わらないのよ。だから今貴方学校テストだけ受けてるだけでほぼ休んでるのよ」
『へぇ〜そうなんですか!!じゃなくて何でテストだけ受けてるの?』
ユリ「テストだけ家に送ってもらって私がやってる(笑)」
『はぁ〜!?』
Aちゃんドンマイ...(笑)
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作者名:千綺゜* | 作成日時:2014年9月2日 10時