[オリジナル]死神に恋をした

episode 40 ページ43

悠里side


『"ルールは破るためにあるもの"でしょう?お母さん』


さすが、ユリさんの娘だね...

俺なんてヒロさんが死んだ時なんかしばらく立ち直れなかったのにAちゃんは泣きもしないで...


悠里「強いねAちゃんは...羨ましいや」


そう気付いたら呟いていた_________


−コンコン−


『誰でしょう?少し行ってきますね』


ユウ「そろそろ行くぞ?」


誰だ?あ、ユウか...


『ユウ!!待ってね今行くから』


悠里「ユウ?」


『はい!!そろそろ行くらしいです』


悠里「じゃあ行こっか?」


『あ、はい!!』


ユウ「...あ?ずっと一緒にいたのか?」


悠里「そうだよ〜!!^^」


ユウ「...A何もされなかったか? 」


悠里「してないよ!!」


『何にもなかったよ!!普通にお話してただけよ』


ユウ「まぁ行くか? 」


『行こう!!早く早く!! 』


やっぱ早く行きたいよね...


ユリさんに言われてるんだから。


ユウ「...行くぞ悠里」


やっば。ぼーっとしてた...。


悠里「ごめんごめん!!さぁ死神界へレッツゴー♪」


ユウ「ったくお前は...無理するなよ?」


悠里「平気平気ー♪」


ここでユウに気にかけられるわけにはいかないからね。これからAちゃんにもっと辛いことを言わなきゃいけないんだから...


ユウ「向こう着いたら聞いてみるか。(ﾎﾞｿｯ 」

episode 41→←感謝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す