推しとは繋がりませんっ！『浦島坂田船』

40話 ページ41

あのまま、予定なくなるかー、何しよ






とか呑気に考えていた私が馬鹿だったかもしれない。









さ｢ならさ、俺の家で映画鑑賞しやん？｣









あ｢へ、家でですか？｣









さ｢そー、今日な、暇すぎてみよー思て借りてきたやつが何個かあるねん。1人でみるより2人で見る方が楽しいからさ、な？｣









あ｢…ホラーじゃなければいいですよ｣









ホラー映画は苦手なんです。









さ｢うん、違う違う｣









うーん、どしよ









まぁ、坂田さんに対する気持ちがわかるかも知れないし









あ｢いいですよ｣









さ｢そうやんな、やっぱあ…







え、待って、今、いいって言うた？！言うたよな｣









あ｢あ、はい、そう言いましたけど｣









さ｢ほんまに？ほんまにいいん？！｣









あ｢その代わり、ホラー映画は絶対になしでお願いします｣









｢ほな、10時に駅集合で！｣









その約束を決めて、電話は終わらした









…でも、待てよ









付き合ってない男女が家に二人きり









これってやばい？









てか、せんくん家に泊まったのも今考えたらやばいじゃん！何してんの、私←









あー…









また、一波乱の予感…？

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