推しとは繋がりませんっ！『浦島坂田船』

36話 ページ37

せ｢…なんか、千羅のトースト、焦げてません？｣






あ｢そう？そんぐらいがいいと思うで？食べよー｣←









2人で揃っていただきますをして、朝ごはんを食べる









誰かと一緒に朝ごはん食べるの久しぶりだなー









すると、せんくんが突然こんなことを聞いてきた。








せ｢…Aは、坂田のことどう思ってるん？｣









あ｢…推しとして、好きだよ
それ以外の気持ちは、ないよ｣






せんくんは｢そっか｣と言って、それ以上は聞いてこなかった。








後半はほぼ自分に言い聞かせるような感じだったけど、もし、これについて考えてしまうと、やばいことになる気がする(色々)←








せ｢あっ、今日、出勤しなあかんねんやった…｣








あ｢時間、大丈夫？｣









せ｢それは、全然大丈夫やねんけど…
1人で帰れるか？｣








あ｢今日は大丈夫、一緒に出れるように準備するね｣









本当はちょっと不安だけど、いつまでも甘えてられないから平気なフリをした。









すると、せんくんは確かめるように私の頭を撫でた






せ｢ほんまに？いっつも、強がるやん｣








やめてくれー、それ弱いんだよー←








あ｢大丈夫だって、もう、心配しすぎ。｣








なんとか、振り切って準備をして、せんくんとは駅で別れた。







まぁ、2駅だけだし←








ちょっと怖いけど、大丈夫だろう。








そう思いながら、電車を待っていると、誰かに肩を叩かれた。









予想外の出来事に思わず肩を強ばらせたが、叩いた相手は






あ｢あ、う｣







名前を言いかけてハッとした。







ここにはたくさん人がいるし、名前を呼んでバレると不味い…





でも、うらたさんってうらたさん以外呼び方な…









あ｢わ、渉…さん｣









あったわ←

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