推しとは繋がりませんっ！『浦島坂田船』

2話 ページ3

まぁ、それからはどっぷりと歌い手の沼に落ちましてですね←作者が説明すんのめんどくさくな(殴




前までついていけなかった沙耶の早語りにもついていけるほどにオタクになりました。





そして、現在




短大を卒業し、保育士をしている私は毎日が忙しくて、ライブの参戦は短大時代に比べると減ったけれど、ちょくちょくは行ってます。





今日は明日の夏ツの参戦服を買いに、久しぶりに沙耶と遊びます。





待ち合わせ場所に行くと、私の友達に居ないショートの女子が立っていて、誰だろうと思ったらその子が沙耶だった←




あ｢ちょっと、沙耶！あんた、その髪どしたの？｣




沙｢いやー、実はセンラー降りて志麻リスになったんだよね。だから、ショートなの｣





あ｢嘘、沙耶も降りたの？｣






沙｢も、ってことはあんたも？｣





あ｢うん、私は坂田家に転身しました。｣






沙｢まじか笑←
2人して推し変しちゃったのか笑｣





アプリで曲を聴いた時は、推しなんて居なかったけれど、沙耶の付き添いで行ったLIVEで見事センラーになっていた私。







センラさんが推しになったのは、幼馴染に顔が似ているっていうのもあったのかもしれないけれど…





今は坂田家なんだけどね←




まぁ、なんだかんだ、色々買い、明日の待ち合わせの約束をして帰路に着いた。






駅の改札を通ると、目の前の人が定期を落としていったのに気づいた。





嘘でしょ…。





でも、ないと困るよね？





仕方ない、コミュ障頑張りますか←







あ｢あ、あの！｣






？｢は、はい｣






ちょっと、待ってください







神様









こんなとこに推しであるあほの坂田。様に似ている人がいるなんて









聞いてないんですけど？！

3話→←1話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す