無気力系女子は何故か歌い手様達に気に入られました。Part3

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「…なぁ、96。これは本当なの？」







信じたく無かった…





なのに





96「…え？どういう…」






誰かが余計な事を言ったんだ。





ﾓﾌﾞ女「ちょっと黒崎さん！貴方…ｯ



神楽坂くんまで手にかけないでよ！！！」






ﾓﾌﾞ女「そういえば私…黒崎さんが毎日別の男の人と歩いてるの見たかも…」




ﾓﾌﾞ男「は？こっわ…ガチのﾔﾘﾏﾝじゃん」





ﾓﾌﾞ男「で、でも…黒崎結構いい体してね？」








みんなが次々と口を開ける。





「は…何言ってんだよ！！！棗がする訳ｯ！」






ﾓﾌﾞ男「え、もしかして神楽坂お前…



もう黒崎の手駒かよｗｗｗ」





次々に根も葉もない噂に乗っかっていく。





小「み、皆！！！棗ちゃんはｯ！そんな事しないよ！」






ﾓﾌﾞ女「は？ちょっと男にモテるからって調子乗ってんじゃねーぞ！ブス！神楽坂くんの隣に居座って、意味わかんないんだよッッ！」





小森が反論するとそーよそーよ！と、周りがまた騒がしくなっていった。




「おい。やめとけよ



小森はそんな女じゃない」





小「…Aｯ」







俺が小森を庇うように立つと、



小森は俺の腕にしがみついて顔を埋める。




すると今まで動かなかった棗が動き出す。




96「…こっ…の…！！！




テメェ！！！Aから離れろ！！！！」




小「きゃっ！！！」





小森は突き飛ばされる。




俺は状況があまり掴めない。












棗はハッとすると、違うと言い続ける。





96「A……。ｯｯ！！」




俺見て凄く目で訴えてくる。



なのに…俺はその目を逸らした。





怖くなった。






ﾓﾌﾞ男「うっわ。神楽坂にまだ庇ってもらう気かよ


目覚ませってお前」






その時…体が動かなかった…









何でうまくいかないんだろ






頭がついて行かない。


俺は何がなにか分からずその場を後にした。





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少し編集しました。

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