無気力系女子は何故か歌い手様達に気に入られました。 Part2

番外編 6 ページ49

ス「浦島坂田船さん達！出番三十分前です！」






えぇ！？もう三十分！？





歌詞どこまで覚えたかって？


ははっ…聞かないで欲しい()






坂「やっぱりもうちょっと早く伝えとくべきだったなーｗｗｗ」





ホントだよ！！！このクソ赤髪が！！氏ね！！！！！



と、コミュ障の俺が言えるわけもなく。






「はははっ…だ、大丈夫ですよー」





マジ乾いた笑顔しか出てこない。


はぁ…




何でこうなってんだろ…





志「まぁ、まぁ。とりあえずどこまで覚えた？」





「え、あー…2番までは覚えました。



後半はまだちょっとあやふやで…」





セ「ほー。この短時間で2番まで覚えとるなら上々やん。いけるいける」






浦「そうだね！あとは俺達で合わせよ！！！」






浦島坂田船の皆が一致団結してる頃…




あの、すみません。俺ステージにも立ったこともないんすけど…



本当に嫌だ。シヌ。





やべっ。お腹痛くなってきた






坂「まぁ、急に悪かった。ごめんな。



でも、俺マシュマロのファンで１回一緒に歌ってみたくてさ！



無理言ってアンさんに頼んだんだよ。



ホントに悪い！」





そう言って目の前で手を合わせて申し訳なさそうにする坂田さん。





何言ってんだとも思うが、こんなに謝られて


しかも自分のファンだと言われて悪い気はしなかったんだ。





「だ、大丈夫ですよ！よろしくお願いします！」






だからつい、言ってしまった





坂「ほ、本当！？マジありがとう！！


やったー！！！」

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