【QK】五重奏の鍵 (ページ24)

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ク●ゲーと神ゲーは紙一重ページ24

「…っはあ。疲れた…」
疲労の大部分は俺のせいである。
今更ながら、この部屋の探索を始める。ずっとルドーをやってたと思う。なかなか一位になれないな〜と思っていたら、難易度が高かった。チクショー。

棚が置いてあるが思い出の品的なものは無い。
いや、地球儀や辞典など置いてはある。しかしこれに思い出と愛着はあるのだろうか。これら以外は写真一つ無い。
「何でだろ…」
まぁいいか。頭が良い奴らだったし、置いてあるなら意味ぐらいある筈だ。

部屋をぐるりと見渡した。ちょっと暗いな、カーテン開けるか。
カーテンを開けると西日が差してきて、眩しすぎて閉めた。

「あっダメじゃん。これが記憶のトリガーなら」
シャァッて勢いよく開けると夕日が自分を包んだ。不意に誰かの存在が頭に流れてこんでくる。

…時空の狭間にいるバケモノ」

…おまま」

……かえってきてください！」

「こう、ちゃん…？」
懐かしい。ルドーをやってたのは、須貝さんとこうちゃんと他思い出せてない2人…

そうだゲームをするのはこうちゃんが多かった。