文化祭 20 ． ページ24
どうやら使い魔と話していて、さらに騒音のせいか階段で上がってくる足音は聞こえなかった。
クラスメイトは私を探していたらしく、勢いよくドアを開けては早口でそう言って去っていった。
待て待て、恋人と間違われたか？最悪だ、
いやいいか、勝手に勘違いされたし後で弁解すればいい話だ。
「いいのか？10代目」
「いいんですよ。」
さてと、わがままで元気な使い魔のマツカくんが回りたいというため、仕方なく付き合うことにします。自分は文化祭が早く終わるよう願うしかありません
「ゼーシェがいいです」
「名前？」
「おう」
ほら、ワガママだ。生後数ヶ月でこんな小さいことでも言ってくる、めんどくさい
「はいはい」
「んじゃ行こうぜ」
私の手を引っ張り走る使い魔、うん、早い。
階段を下りて他に、何か出し物でもしてる教室に向かおうと二人で話していたら前から謎の大群がおしよせてきていた、
咄嗟に自分は身を避けたが使い魔はそのまま流れるかのように去っていき、私たちは離れ離れ、
仕方なく、自分は1人で校内を回る事にした。
．
「いらっしゃいませにゃーん」
1時間後、自分の教室にと戻ると客と間違わられたのか林藤さんが甘ったるい声を出して出迎えてくれた、なんというか、語尾付きで
思わず向けてしまった哀れみの目、
「っ！」
顔を赤くして手に持っていたお盆にある飲み物をお客のテーブルに置き、再び自分の方へ歩いて腕を掴まれた。
「え、は？」
「あ、加藤」
ちょうど客の席には轟がいて、私の名を呼んだがお構い無しに林藤は私を引っ張る。
連れてかれて、言われたのは
「俺の代わりしろ」
数時間いなかったせいか、恨みをかわれたらしく、代われ、という要求
つまり私が代わって客ににゃんにゃん言わなきゃ行けないということだ。
え、やだ。
「林藤くん、似合ってるから林藤くんが私が代わったらお客様に申し訳ないなーって、」
「残念ながらあの轟燈矢はお前のこの姿が見たいらしくてな？まぁ数時間の間だ、やれよ」
ニコニコと怒りを隠さずもわざと笑顔を私に向ける林藤さん、アチャ、これはしないといけないやつ、
「はい分かりました」
メイド服という訳では無いしすんなり受ける事にした。
という訳で、猫耳パン屋さんに変身してパシられたなんて分かりきったことだ、
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亊内(プロフ) - お菓子の国の王様さん» 初めまして！コメントありがとうございます！応援に応えれるよう精一杯努力し、この先も面白いと評価して貰えるように頑張ります！ありがとうございました！これからもツギハギと魔女をよろしくお願いします！ (2021年8月23日 9時) (
レス) id: 132bc912c4 (このIDを非表示/違反報告)
お菓子の国の王様 - はじめまして！とっても面白いです！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！！応援していますヽ(*´∀｀)ノ (2021年8月23日 0時) (レス) id: 65f14b62b6 (このIDを非表示/違反報告)
亊内(プロフ) - 角砂糖泉さん» 返信遅れてすみません！コメントありがとうございます……！面白いと評価していただけて光栄です！激感謝です、！（？）これからもこの作品を見て頂けれるように、努力します……、ツギハギと魔女をよろしくお願いします！ (2021年8月15日 16時) (レス) id: 132bc912c4 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖泉 - こんにちは！初見です。面白いです！続きが楽しみです！更新頑張ってください。 (2021年8月4日 23時) (レス) id: a2e809de78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亊内 | 作成日時：2021年8月2日 11時
