検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:15,309 hit

第5話 ページ7

ザッ


百鬼丸が苦しそうな顔をした




百「………ッ」


貴『………どうしたんですか?』


百「少し、動きにくい……」




仕方ない、女物のだからね





貴『今、百鬼丸の服を乾かしていますから、もう少し待ってください』


百「分かった」


ぐぅー





貴『…ぷっ、っはは、そう言えば朝餉がまだでしたね、今準備しますからね、小屋に戻りましょう』




そうして二人は、小屋にもどって行った




ガラガラ



とは言ったものの、今あるものと言ったら、干した魚と野菜が少し、それだけなのよね
今から他の物を買いに里に下りてもかなりかかるだろうし
仕方ない、今はそれで我慢してもらおう




百「A」


ぬいっ


貴『わぁっ!驚いた……どうしたんですか?』


百「いや、ずっと下を向いていたから……」



あぁ、心配してくれたんだ…


貴『ごめんなさい、大丈夫ですよ。』


百「そうか…良かった…」


優しい方だな、百鬼丸……

でもね……


貴『百鬼丸…』


百「なんだ?」


貴『そろそろ離してくださいませんか?』


百「…………何故だ?」


貴『何故だ!?百鬼丸、今あなたが触っているのはなんですか?』


百「Aの腹だ」


貴『そうですよね、これ傍から見れば抱きしめているような構図なのですが…』


百「そうだな、しかし、ここに手を置くことで、その上にある膨らみの感触が直に感じれる」


貴『なっ!?……ッ、助平!』


貴『そ、そんな事言う人には、朝餉は作ってあげませんよ!』


百「…………分かった」



何でそんな嫌そうなの!?


しかもまだ朝餉の準備出来てないし……

第6話→←第4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:百鬼丸 , 夢主(女) , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月18日 23時) (レス) id: 6ed377ec8e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マズマミ | 作成日時:2019年7月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。