空き家だと思って入った小屋で出会った彼女は未来の〇〇でした【どろろ】

第17話 ページ21

｢おい！どういう事なんだよ！！｣


声の主はかなり怒っているらしく、今にも殴りかかりそうな様子で声を荒げていた
店側の人間も流石に店先で暴れられるのは困るらしく、何とか男を落ち着けようとしている


｢お客さん落ち着いてください！｣


しかし、その努力も虚しく男は先程よりも怒気を孕んだ声で相手に詰め寄っていた



｢おいおい、なんかまずそうな雰囲気だな……｣


貴『で、ですよね…』


｢Aちゃん、兄ちゃん、ここは一旦離れた方がいい、荷物の事は……兄ちゃん？｣


貴『百鬼丸？どこ行くんですか？』



百鬼丸は2人の声を無視し、依然として怒りをあらわにしている男に向かって足を進めていた


そして………



百｢おい、落ち着け…」



男の腕を掴み話しかけていた

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