検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:140,053 hit

秘密 ページ40

さか「ねぇ奥さ〜ん、さっきの聞きました〜?」





まふ「もちろん聞きましたとも〜!」






その声は坂田さんとまふまふさんだった




何やらふたりはにやにやしながら話している





私は首を傾げて不思議そうに見ていると、そらるさんが私の心を代弁してくれるように口を開いた





そら「なにやってんのお前ら」





まふ「えっ!そらるさんさっきの聞いてなかったんですか!?」





そら「あー……雛菊ちゃんの本名がAさんだっていうこと?」








(……………ん?)






そら「あれ?そういえば、最初に部屋に入った時、声優とも言ってなかった?」





まふ「あっ!確かに!!」





さか「俺は知っとったで〜」





まふ「えっ!?なんで!?」






(え、ちょ、ちょっとまって…私みなさんに言いましたっけ…?)





そんなことを思って記憶を巻き戻してみると、ふと心当たりが見つかった





それと同時に私の本名と本職をバラした張本人を見ると、その人も思い出したような顔をして口を開いた






うら「あ、言ったの俺だわ」






(うらたさぁぁん……かるいですよぉ……)







私は唇をかみしめて『うぅ……』と唸るようにうらたさんのことを軽く睨むと、うらたさんは「わりぃな」と半分笑いながらそう言った






『うらたさぁん……だからかるすぎますって…。全然悪いと思ってませんよね…』





うら「いや悪いとは思ってねぇけどよ、どうせいつかはバレるじゃん?それがちょっと早かったってだけよ」






(悪いと思ってないんですかぁぁぁい!)






私は内心ツッコミを入れながらも、彼の言い分に少しだけ納得した






(そうだよね…いつかはバレるんだもんね)






私はそう思って静かに口を開いた






『はい、みなさんお察しの通り私は声優をやっています。まだ全然有名じゃないんですけどね…。うらたさんにはとてもお世話になっています!』





うら「ん。で、こいつの本名は成瀬A」





『成瀬Aです!改めてよろしくお願いします!』






私は改めて自己紹介をしてみなさんに笑顔を向けた






するとみなさんは「よろしくね〜!」と私のことを笑顔で迎え入れてくれた

名付けの親→←モヤモヤ2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
173人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 恋愛 , 天月   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桃菜 -モモナ-(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます!たくさん更新できるように頑張ります!これからもよろしくお願いします!*_ _) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2019年2月18日 5時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桃菜 | 作成日時:2019年1月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。