自己紹介2 ページ35
さか「おぉ!?いきなりどないしたん!?」
そんな私の行動に坂田さんは驚いた様子だったけど、私は構わず言葉を続けた
『私……なんでこんな有名歌い手さんに囲まれているんでしょうか…!?』
うら「今さらかよw」
私の質問に真っ先に答えたのは、うらたさんだった
『だ、だって……!まふまふさんに、そらるさんに…坂田さんって……えぇ!?』
まふ「わぁ!知っててくれたんだ〜!ありがとう!」
未だに驚きを隠せない私に構わず、まふまふさんは立ち上がって私の手を握り、そして上下に振った
『もちろん知ってますよ!みなさんの歌もたくさん聴いてます!』
さか「えっ!ホンマに!?いやぁ、嬉しいなぁ〜!」
そら「でも、顔は知らなかったんだね」
私の言葉に坂田さんは喜んでにこにこしてくれたが、そらるさんには痛いところを突かれた
『うぐっ……』と心のダメージを受けた私を見て、まふまふさんは「もうっそらるさん!」とそらるさんを叱った
そらるさんの言葉で少しの間落ち込んでいたが、『あっ』と思い出したことがあって私は口を開いた
『あの、みなさんはどうしてここに?』
すると、みなさんはきょとんとした顔をして、やがてうらたさんが口を開いた
うら「え、だからこいつらがお前に会いたいって言ってたやつらだけど」
(……………え?)
今度は私がきょとんとする番だった
え、だってさ、ありえないじゃん普通?
こんな有名歌い手さんたちが、歌い手になったばかりの私なんかに会いたいなんてさ?
私はうらたさんの言葉が信じられなくて、本当かどうか確かめるために、未だに私の手を握っているまふまふさんのことを見上げた
するとまふまふさんは「ん?」と言いながらもにこにこしていた
その笑顔に嘘は感じられなかった
(え、本当なんですか………)
173人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃菜 -モモナ-(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます!たくさん更新できるように頑張ります!これからもよろしくお願いします!*_ _) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2019年2月18日 5時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃菜 | 作成日時:2019年1月20日 22時